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異種金属接触 (ガルバニック) 腐食と対策技術

異種金属接触 (ガルバニック) 腐食と対策技術

愛知県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、異種金属接触腐食 (ガルバニック腐食) について基礎から解説いたします。
また、腐食事例と具体的な対策を詳解いたします。

開催日

  • 2019年11月7日(木) 10時30分 16時30分

プログラム

 様々な機器・構造物では、各部品・部分に要求される機能に応じて材料が選ばれ、複数の異なった材料がボルト、溶接などで接合される場合が多い。これらが腐食環境に曝されると異種金属接触腐食 (ガルバニック腐食) による被害を受けることがある。異種金属接触腐食は、腐食の速度を大幅に加速するので、確実な防止対策が必要である。異種金属接触腐食は、海水、淡水など水溶液環境だけでなく、最近では、大気環境で使用される自動車、航空機などでも、マルチマテリアル化・軽量化の要求を背景に、問題となっている。
 本講座では、異種金属接触腐食について、そのメカニズム、事例、および防止対策を、基礎からわかりやすく解説する。また、異種金属接触腐食は、犠牲陽極を用いたカソード防食と表裏一体の関係にあるが、カソード防食についても解説する。また、これらの挙動を、解析的に予測する技術とその適用事例を紹介する。

  1. 異種金属接触腐食とは
  2. 腐食事例と問題点
    • 海水用機器
    • 構造物
    • 配管
    • 電子部品
    • 自動車
    • 航空機
    • その他
  3. 腐食メカニズム
    1. 単一金属の腐食
      1. 単一金属の腐食反応
      2. 電位・分極曲線と腐食速度
      3. 環境条件の影響
    2. 異種金属接触腐食
      1. 異種金属接触腐食の反応
      2. カソード防食のメカニズムと方法
      3. 電位列・分極曲線と腐食速度
      4. 影響因子
      5. 水溶液環境と大気環境の違い
      6. 簡単なモデルでの腐食速度の計算
  4. 防止対策 (基礎と応用事例)
    1. 材料選択
    2. 面積比の留意
    3. 絶縁対策、コーティング
    4. カソード防食
    5. その他、設計上の工夫
  5. 数値解析による腐食速度および電位の予測
    1. 異種金属接触腐食とカソード防食
    2. 数値解析技術の必要性
    3. 境界要素解析技術
    4. 境界要素解析システムの開発と適用事例
    • 質疑応答

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち

9F 904

愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
愛知県産業労働センター ウインクあいちの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。