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高反射塗料の特性・メカニズム・効果・導入と建築・自動車・舗装材への応用展開

高反射塗料の特性・メカニズム・効果・導入と建築・自動車・舗装材への応用展開

~地球温暖化緩和・適応策としての高反射率塗料~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年9月30日(月) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 高反射率塗料のしくみ
  • 高反射率塗料の機能
  • 高反射率塗料のさまざまな導入事例、効果の評価結果

プログラム

 高反射率塗料は、日射を高い割合で反射することから、建物へ侵入する熱を減らし、冷房需要を削減する。同時に、建物表面の温度を低下させるため、地表面から大気への熱も減らし、気温を低下させる。このことから、地球温暖化の緩和策にも適応策にも寄与すると考えられる。一方で、高反射率塗料は、暖房需要の増加や熱環境の悪化など悪影響をもたらす可能性もある。大きな導入効果を得るためには、高反射率塗料の性質をよく知り、得られる効果を予測した上で、導入する必要がある。

  1. はじめに
    1. 高反射率塗料とは?
    2. 建築材料の日射反射率
    3. 高反射率塗料の機構
  2. 建築物における高反射率塗料
    1. 建築物への適用
    2. 高反射率塗料によるCO2排出削減効果
    3. 高反射率塗料によるヒートアイランド緩和効果
    4. 高反射率塗料によるCO2排出量の増減
    5. 他の建築外表面技術との比較
    6. アジアのメガシティーにおける高反射率塗料の導入
  3. 自動車分野における高反射率塗料
    1. 自動車ボディへの塗装
    2. 静止時/走行時の車室内温熱環境の緩和効果
    3. 実運用時の/ショートトリップ解析に基づいた燃費改善・CO2排出削減効果
    4. 高反射率塗装化によるヒートアイランド緩和効果
  4. 道路舗装における高反射率塗料
    1. 東京オリンピック・パラリンピック2020
    2. 遮熱舗装における導入効果
  5. その他の導入事例
  6. おわりに
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 井原 智彦
    東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻
    准教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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