技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、スクリーン印刷のプロセス技術としての特長やその適用工法、そしてそのメカニズムやプロセスの適正化の手法をわかりやすい理論に基づいて解説いたします。
本来、スクリーン印刷は、原理的に考えれば、最も安定した印刷工法です。これまでスクリーン印刷が「管理困難」であると思い込んでいたのは、インキとスクリーン版の適正化が不十分だったからです。これまでの考え方を改めて、スクリーン印刷自体が管理困難だったのではなく、今までの管理手法が間違っていたと認識を新たにすべきです。スクリーン印刷にも理論があります。ペーストの身になって印刷プロセスを考える「ペーストプロセス理論」です。この理論は、私が長年にわたり仮説と検証を繰り返し実用性がある考え方として確立し、多くの印刷現場で実証を行なってきたものです。エレクトロニクス分野のみならず、グラフィック、加飾、捺染、工業印刷などでの高品質スクリーン印刷実践のためであれば、すべてに通用する考え方です。スクリーン印刷に対するこれまでのネガティブな先入観を捨て、論理的整合性の観点から評価いただければ、この理論の正しさが理解していただけると思います。これまでの対策での成功の理由も失敗の理由も説明ができるようになります。この理論を正しく実践すれば、スクリーン印刷が、今後の技術的伸び代が最も大きいプロセス技術であることが納得できます。
プロセスの適正化とは、先ず、スクリーン印刷本来の「あるべき姿」を達成するための「前提条件」を適正化することです。適正化できない場合は、その理由、原因を見つけ出し、根本から対策することです。「前提条件」が適正であれば、最終的にはインキ・ペーストの有する固有の印刷性能で印刷品質と印刷安定性が決定されます。材料技術者は、適正化された「前提条件」に合わせインキの印刷性能を高めることに尽力できるようになります。本講演では、最初に、スクリーン印刷の原理やメカニズムの説明、そして「版離れ角度」と「版離れ力」の相関について解説します。次に、スキージやスクリーンメッシュなどの要素技術についても解説し、インキ・ペーストの印刷性能に影響する分散安定性、揮発性、濡れ性及び粘弾性特性を理解することで高品質印刷プロセスが高度に適正化できることを分りやすく解説します。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/1/17 | スクリーン印刷の条件最適化とトラブル対策 | オンライン |
発行年月 | |
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2012/3/1 | インクジェット技術入門 |
2011/9/1 | スクリーン印刷 技術開発実態分析調査報告書 |
2010/11/1 | 印刷業界6社 技術開発実態分析調査報告書 |