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ダイ塗布プロセスの欠陥メカニズム・課題と対策

ダイ塗布プロセスの欠陥メカニズム・課題と対策

~代表的な8種の塗布欠陥の発生メカニズムと対策・対応力を養う~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは、塗布液物性の基礎から解説し、代表的な8種の塗布欠陥の発生メカニズムと対策例から類似のトラブルへの対応について詳解いたします。

開催日

  • 2019年4月12日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 塗布液物性の意味、効果と測定法の基礎知識
  • ダイ塗布の特徴やスロット、スライド、カーテン塗布の最大/最小塗布量の計算方法と発現メカニズム
  • ダイ塗布を応用した粒子分散物塗膜の構造形成や親水撥水パターニングによるパターン形成の例
  • 実際の現象のメカニズムの解析手順と知見
  • 代表的な8種の塗布欠陥カテゴリーについて発生メカニズムと対策例
  • 類似トラブルへの対応力

プログラム

 近年ダイを用いた塗布は、塗工精度や繰り返し安定性に優れ、全量塗布できることなどからポピュラーになってきている。しかしながら、ダイ塗布では操作できる塗工条件に制約がありそれを越えると欠陥を生じる。
 このような塗布現象を理解するためには、粘度、表面張力、分子間力 (濡れ性) といった塗布液物性や、現象の発生メカニズムを理解することが必要である。また、このような知見を実務上極めて重要な欠陥対策に活かすことで、ダイ塗布のみならずロール塗布、ブレード塗布などにも共通する塗布欠陥発生メカニズムに対応できる。さらには、欠陥の主原因を変更せずに副次要因の組合せで解決することも可能な場合がある。
 本講では種々の欠陥の発生メカニズムを明らかにするとともに、それぞれの欠陥に対していろいろな解決策を明らかにする。

  1. 塗布って何だろう?
    • 関連する塗布液物性
  2. ダイ塗布の特徴は塗布量定量性
    • 種々の塗布方式の比較とダイ塗布の基本
  3. 粘度の定義は剪断応力の比例定数だけではない
    • 粘度、非ニュートン性の塗布に現れる意味と測定方法
  4. 表面張力の定義は液面の張力だけではない
    • 表面張力やその動的値の意味と測定方法
  5. 分子間力が濡れ性を決める
    • 分散力成分の測定と気液の接触角の推算
  6. 種々のダイ塗布方式は一つのファミリーだが…
  7. ダイ塗布膜厚の制約
    • スロット塗布、スライド塗布、カーテン塗布の最大・最小膜厚
  8. ダイ塗布方式の分類
    • ダイ塗布方式には3種類しか存在しないことが証明できる
  9. 粒子分散液の塗布
    • プリンテッドエレクトロニクスでは粒子の好ましい配向制御が必要
  10. 親疎水パターニングへの応用
    • 表面間力による流動
  11. 欠陥の特徴付け
    • 塗布欠陥の対策は、差別点による特徴付けから
  12. リビング
    • ほとんど全ての塗布方式で発生する
  13. 空気同伴
    • 全ての高速塗布での問題
  14. レベリング
    • 支持体の凹凸が解消できなければ
  15. 段ムラ
    • 原因はさまざま
  16. 風ムラ
    • 要因効果に着目
  17. ウィーピングとリブレット
  18. スジ
    • 発生箇所もさまざま
  19. ハジキ
    • 分子間力の仕業ではあるが…
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
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本セミナーは終了いたしました。

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