フローリアクターによる合成反応とその活用
~リアクターの種類・特徴 / プロセス最適化 / 反応収率向上~
東京都 開催
会場 開催
開催日
-
2018年1月29日(月) 10時30分
~
17時00分
受講対象者
- マイクロリアクターに関連する技術者
- マイクロリアクターの応用に関連する技術者、研究者
- 燃料電池用オンデマンド水素製造
- 薬品のオンデマンド製造、輸送
- 医療機器・診断装置 など
- 有機合成に関連する技術者
- バッチプロセスからフロー系への展開を考えている方
- 医薬品、高機能製品、ナノ粒子や高分子製造の精緻化を試みている方
- 化学プロセスの強化に携わっている方
修得知識
- マイクロリアクターの基礎知識
- マイクロリアクターの研究への活用
- フローリアクターの基礎知識
- フローリアクターのメリットとデメリット
- 3Dプリンターを活用したフローリアクターの作製
- シミュレーションを活用したプロセスの最適化の事例
- フローリアクターの国内外の動向
プログラム
第1部 マイクロリアクターを用いた精密合成
(2018年1月29日 10:30〜13:00)
合成化学の常識がフローマイクロリアクターによって大きく変貌をとげ、従来の合成化学が大きく変わろうとしている。フローマイクロリアクターによって提供されるミクロな反応場は、化学反応そのものに本質的な影響を与えるためである。
本発表では、フローマイクロリアクター合成の研究・開発を始めるにあたっての基本的な考え方、フローマイクロリアクターの活用の仕方と最近の動向、フローマイクロリアクターの研究・開発の今後の展望など、について紹介したい。
- フローマイクロリアクター合成の発展と歴史
- フローマイクロリアクターと合成化学
- 空間サイズと反応場
- バッチ型リアクターとフロー型リアクター
- フローマイクロリアクターの特長
- 高速混合
- 精密温度制御
- 精密滞留時間制御
- フローマイクロリアクターを用いた合成反応
- 高速反応
- 発熱反応
- 不安定中間体 (生成物) を経由する反応
- 器壁表面を利用する反応
- 界面を利用する反応
- 多段階の分子変換反応
- 重合反応
- 今後の展望
第2部 3Dプリンターとシミュレーションを活用したフローリアクターの進展
(2018年1月29日 13:45〜17:15)
フローリアクターは,従来の撹拌槽方式のバッチ法に比べて飛躍的なプロセス革新と環境負荷低減を実現する可能性を秘めている。本セミナーでは,3Dプリンターとシミュレーションを活用したフローリアクターの基礎から応用までの解説を行う。
- フローリアクターのメリットとデメリット
- フローリアクターの種類
- フローリアクターの特徴
- 寸法効果
- メリットの実感
- デメリットの実感
- 適用可能なプロセス
- 3Dプリンターを活用したフローリアクターの作製
- フローリアクターの材質と特徴
- 加工のデジタル化の歴史
- 3Dプリンターによる加工プロセス
- 3Dプリンターの種類と特徴
- フローリアクターの作製事例
- シミュレーションを活用したフローリアクターのプロセス最適化
- シミュレーション活用の重要性
- 液相プロセスでの反応収率向上
- 反応収率向上メカニズムのシミュレーション
- 乳化プロセスでの液滴径均一化
- 液滴径均一化メカニズムのシミュレーション
- 国内外の動向と将来展望
- 国内外の関連情報
- Industry 4.0
- まとめ
- 将来展望
講師
永木 愛一郎 氏
北海道大学
大学院 理学研究院
化学部門
教授
-
主催
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お問い合わせ
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受講料
1名様
:
55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
:
50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
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