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量子線を用いたリチウムイオン二次電池および構成材料の構造学的分析

量子線を用いたリチウムイオン二次電池および構成材料の構造学的分析

~材料から蓄電池までの応用~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年11月22日(水) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 蓄電池向けの電極材料・固体電解質の研究者、開発者
  • イオン導電体等の機能性材料の構造解析に関連する技術者・研究者
  • 中性子線用いた解析手法を学習したい技術者・研究者

修得知識

  • 粉末回折法の基礎
  • 粉末回折法の活用方法
  • 中性子線を用いた蓄電池とその構成材料研究への応用方法

プログラム

 リチウムイオン二次電池は小型可搬型デバイスの電源として大きな需要があり、車載用蓄電池として最も期待されている。最近、全固体電池実用化の可能性が示唆され、リチウムイオン二次電池がさらに注目されている。そのため、全固体電池用固体電解質の物質探索、既知・新規電極材料の開発研究が活発になされている。
 今回、材料および電池反応分析手法の一つとして、中性子線を取り上げる。一般には知名度は低いが、電池研究分野において世界中で利用されている強力な分析手法であり、世界中の大強度中性子源の誕生でその利用は進んでいる。日本にも大強度中性子線源があり、産学官の利用が可能である。本セミナーでは、マルチプローブ (X線、放射光、中性子) による粉末回折法を用いた電極材料および固体電解質の構造解析手法及び動作環境下での蓄電池反応を観測するオペランド測定について、基礎的知識から応用例までを説明する。

  1. 高エネルギー加速器研究機構の概要
  2. 粉末回折法による構造解析の基礎
    1. 回折法の基礎
    2. X線、放射光、中性子線の基礎
    3. 各プローブによる粉末回折装置の特徴
    4. 解析手法の基礎
  3. 中性子線の一般的応用事例
  4. 粉末回折法によるリチウムイオン二次電池材料の構造
    1. 電極材料の構造解析
    2. 固体電解質 (例:LGPS系硫化物超イオン導電体) の構造解析
    3. イオン導電経路の可視化手法 (マキシマムエントロピー法MEM)
    4. オペランド測定による電池反応解析 (液系、全固体電池への応用)

講師

  • 米村 雅雄
    大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
    特別准教授

会場

中央大学 駿河台記念館
東京都 千代田区 神田駿河台3丁目11−5
中央大学 駿河台記念館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 44,444円 (税別) / 48,000円 (税込)
複数名
: 19,907円 (税別) / 21,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • Eメール案内を希望する方
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  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 44,444円(税別) / 48,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 88,888円(税別) / 96,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 2名で 133,333円(税別) / 144,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 35,185円(税別) / 38,000円(税込)

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