CFRP材料適用拡大のためのCFRP量産製品設計技術
~製品図面によるCFRP材料、並びに製品製造工程の管理技術~
東京都 開催
会場 開催
開催日
-
2017年4月25日(火) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- CFRP の応用製品に関連する技術者、開発者
- 自動車
- 航空機、ヘリコプター
- 船舶
- ロケット、航空宇宙機、人工衛星
- 軍用機
- リニアモーターカーの車体、内装
- 太陽電池パネル
- 風力発電
- プラント
- 機械部品
- 電池部材
- 電子電気部品
- 医療機器
- 住宅・土木・建築材料
- スポーツ用品 (自転車、釣具、ゴルフ、ラケットなど)
- CFRP により軽量化、高強度化、振動減衰、耐疲労などを求めている方
- CFRP に関連する技術者
- CFRP で課題を抱えている方
修得知識
- 量産を前提としたCFRP材料を用いた製品設計
- 材料、設計、製造の領域に関する基礎知見
- CFRP製の量産製品開発体制構築のためのポイント
プログラム
軽量かつ高強度をはじめとした高い性能を有することから航空宇宙業界で先行採用され、近年は自動車などへの適用に期待の高まるCFRP。ところが期待とは裏腹に適用があまり進んでいないのが現状です。本原因として材料価格の高さや作りにくさが論じられることが多い一方、「CFRP材料を使いこなす設計スキルの不足」という根本原因が語られることは少ないというのが正直な印象です。
本セミナーでは量産を前提としたCFRP設計技術を中心に、従来材料で機能した分業体制の通用しないCFRP適用拡大に必須の設計スキルについて概論を述べます。
- CFRP製品量産設計
- 「CFRP製品量産設計」に重要な2つのポイント
- CFRP製品量産前段階で重要な「なぜCFRPを使うのか」というCFRP適用コンセプト明確化
- CFRP製品の量産後の不可避な問題を最小化する
- 「CFRP材料」に関する「CFRP製品量産設計」
- CFRP製品の量産に適する材料とその選定基準
- CFRP材料に関する材料納入要件の決め方
- 変動するCFRP材料特性は「化学的観点」から把握する
- 静的、疲労の材料試験計画を決める際に重要となる異方性
- 「CFRP製品設計」に関する「CFRP製品量産設計」
- 図面に書いてはいけないこと
- 寸法形状を決めるために必要なCFRP成形試作とその評価
- CFRP製品の寸法検査の難しさ
- CFRP製品で必須の非破壊検査
- CAEを用いて評価するときの注意点
- 異種材料とCFRPを組み合わせる際の注意点
- 市場に出た後も安全性を担保する施策
- 「CFRP製品製造 (プロセス) 」に関する「CFRP製品量産設計」
- CFRP製品の製造ばらつきを低減させる工程要件の設定
- CFRP製品製造の自動化推進時の盲点
- CFRPの欠陥は外観よりも内部のものが重要
- 工程設計時は「成形工程」以外に注意する
- 製造現場におけるCFRP固有の環境要件
- CFRP製品開発体制構築のポイント
- 従来の縦割り分業をやめ、司令塔となる「設計者」をトップに置く
- 司令塔である「設計者」のあるべき姿
- 客観的専門家視点からの評価体制構築
講師
吉田 州一郎 氏
FRP Consultant株式会社
代表取締役社長
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
:
22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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- 他の割引は併用できません。