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量子ドット蛍光体のカドミウムフリー化・安全化技術と応用最前線・将来技術

量子ドット蛍光体のカドミウムフリー化・安全化技術と応用最前線・将来技術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年11月11日(金) 13時00分 16時30分

プログラム

 量子ドット蛍光体は、発光波長を任意に制御でき、かつ、波長幅の狭い発光ズぺクトルを呈し、CdSeを使用した量子ドットディスプレイが既に市販されている。
 本講演では、量子ドットの合成技術、カドミウムの使用規制の動向とカドミウムフリー化の現状、各種発光素子への応用に関する世界の最新動向をわかりやすく解説する。
 また、今後取り組むべき量子ドット蛍光体の開発項目をいくつか紹介する。

  1. 量子ドットとは何か
    1. バルク半導体との違いは何か
    2. 量子ドットの作製方法
    3. 特長を活かせる応用展開
  2. 可視光発光材料としてのコロイダル量子ドット
    1. CdSeの特徴
    2. 合成法
    3. 応用展開の現状
  3. カドミウムの使用に関わるRoHS指令の動向
  4. カドミウムフリー材料開発の現状
    1. 候補材料は何か
    2. III-V化合物半導体
      1. 合成方法
      2. InP系量子ドット蛍光体開発の現状と課題
      3. Nanoco社製 CFQD
    3. I-III-VI2化合物半導体
      1. I-III-VI2化合物半導体のポテンシャル
      2. (I-III-VI2)-(II-VI) 混晶半導体量子ドット
      3. CuInSe2量子ドット
      4. CuInS2量子ドット
      5. I-III-VI2系量子ドットの課題
    4. 酸化物系新材料
  5. 量子ドットを用いた自発光素子 (QLED)
    1. 素子開発の現状
    2. 素子化技術の抱える課題とブレークスルー
  6. 量子ドット蛍光体のマーケット、メーカー
  7. 量子ドットとその周辺技術の課題
    1. 量子ドット蛍光体が必要とされる素子,製品
    2. 広範な応用に向け開発すべき技術とは
  8. まとめ

講師

  • 小俣 孝久
    東北大学 多元物質科学研究所 原子空間制御プロセス研究分野
    教授

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
東京都 千代田区 神田神保町3-2
東宝土地 株式会社 高橋ビルヂングの地図

主催

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