技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リビングラジカル重合を用いた機能性高分子の精密合成と応用展開

リビングラジカル重合を用いた機能性高分子の精密合成と応用展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ラジカル重合とイオン重合の基礎から、重合の精密制御、新規高分子材料の開発について解説いたします。

開催日

  • 2016年10月21日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ラジカル重合およびイオン重合の基礎的知識
  • 重合の精密制御 (精密重合、リビング重合) の基礎と考え方
  • 精密高分子合成の基礎知識
  • 精密高分子合成の工業化と応用

プログラム

 ラジカル重合は工業的に配位重合とともに最も広く用いられ、学術的にも長く詳細な基礎研究が蓄積されている。これに基づいて、これまで困難とされてきたリビングラジカル重合 (精密ラジカル重合) が1990年代に相次いで開発され、ラジカル重合の研究と開発は産学で国際的に新たな展開を始めた。
 本講演では、ラジカル重合と精密重合の基礎を概説し、次いでリビングラジカル重合の発見、開発、展開、および将来展望を実例ととも解説し、応用展開の現状についても述べることにする。

  1. ラジカル重合の基礎
    1. 付加重合とラジカル重合
    2. ラジカル重合の特徴、モノマー、および開始剤
    3. ラジカル重合の課題
  2. 精密ラジカル重合
    1. 重合の精密制御の考え方
      1. 精密重合・リビング重合の開発
      2. 重合の精密制御の一般原理 (ドーマント種)
    2. 精密ラジカル重合
      1. 精密ラジカル重合の開発
      2. 精密ラジカル重合の発展 (触媒と実例)
      3. 精密ラジカル重合の展開 (新手法など)
      4. 精密ラジカル重合による精密高分子合成
  3. 精密ラジカル重合による精密高分子合成
    1. 精密重合の特徴と課題
      1. 精密重合でしか得られない高分子材料とは何か?
    2. 精密ラジカル重合の応用展開
      1. 精密ラジカル重合の実用化の実例
      2. ブロックポリマーとその応用 (色素分散剤,固体電解質,熱可塑性弾性体など)
      3. 末端官能性ポリマーとその応用 (シーラント,建築材料など)
      4. 星型ポリマーとその応用 (水浄化剤,分子認識など)
    3. 精密重合と精密高分子合成の未来
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/17 プラスチック・ゴムの劣化メカニズムと劣化評価法および高耐久性設計 オンライン
2024/6/17 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2024/6/18 高分子絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価 オンライン
2024/6/19 粘弾性測定を用いた材料物性評価 オンライン
2024/6/20 高分子結晶化の基礎と制御および分析技術 オンライン
2024/6/20 架橋剤を使うための総合知識 オンライン
2024/6/21 熱分析入門 オンライン
2024/6/21 エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への分子デザイン設計および用途展開における最新動向 オンライン
2024/6/21 ゴム・高分子材料のトライボロジー特性と接触面の観察および評価方法 オンライン
2024/6/21 アニオン重合の基礎知識と高分子の精密制御 オンライン
2024/6/21 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2024/6/24 粘着剤の基礎知識と評価法 オンライン
2024/6/25 高分子の粘弾性挙動と時間-温度換算則の活用事例 オンライン
2024/6/25 フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 オンライン
2024/6/27 フィルム製膜における延伸・配向制御、その評価と応用 オンライン
2024/6/27 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ 東京都 オンライン
2024/6/27 粘弾性挙動によるプラスチック成形品の残留応力の発生と解放のメカニズム オンライン
2024/6/27 高周波用基板材料に求められる特性と材料設計・低誘電損失化 オンライン
2024/6/27 プラスチックの力学特性と評価方法および複合化による改善手法 オンライン
2024/6/27 ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向 オンライン