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血管内治療カテーテルに医師が感じる改善要望

血管内治療カテーテルに医師が感じる改善要望

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年4月8日(金) 10時30分 17時00分

プログラム

第1部. 心臓血管外科領域における血管内カテーテル治療とデバイスに対するアンメットメディカルニーズ

(2016年4月8日 10:30〜12:30)

近年急速に発展してきた心臓血管外科領域における血管内カテーテル治療の現状を紹介し、デバイスに対するアンメットメディカルニーズについて考察を加え、さらに今後のデバイス開発における参考となる知見について考える。

  1. 心臓血管外科領域における血管内カテーテル治療の時代変遷
  2. 心臓血管外科領域における血管内カテーテル治療の適応
  3. 心臓血管外科領域における血管内カテーテル治療の現状
  4. 心臓血管外科領域における血管内カテーテル治療の合併症
  5. 心臓血管外科領域における血管内カテーテル治療の問題点
  6. 血管内治療における各種デバイスとその特徴
  7. 血管内治療におけるデバイスのアンメットメディカルニーズ
  8. 血管内治療におけるデバイスの限界
  9. 血管内治療用デバイスの開発
  10. 心臓血管外科領域における血管内カテーテル治療の今後の展望
    • 質疑応答

第2部. TAVIに求められるカテーテル類の要件

(2016年4月8日 13:15〜15:15)

高齢化社会を迎えた現在、低侵襲心臓カテーテル治療としてTAVIが登場し、今後の弁膜症の治療体系が大きく変わろうとしている。本講演では新規治療技術であるTAVIの基本手技を理解した上で、関連カテーテル類に求められる要件について解説する。また、経カテーテル心臓弁治療の今後を占い、そこから見えてくる周辺医療機器への要望についても述べる。

  1. SHD InterventionとTAVI
  2. TAVIの原理
  3. 国内の現状と今後
  4. 実際の手技 (バルーン拡張型デバイス)
  5. 実際の手技 (自己拡張型デバイス)
  6. TAVI手技とカテーテル類
    1. Preparation
    2. 前拡張
    3. デバイス植込み
    4. 後拡張
    5. 最終造影 他
  7. TAVI関連カテーテル類の問題点
  8. TAVI手技のトレンドとカテーテル類に求められる要件
    • 質疑応答

第3部. 脳血管内治療カテーテルの使用感と改善要望

(2016年4月8日 15:30〜17:00)

血管内カテーテル治療は心臓、肝臓、末梢血管などでも盛んに行われ先端医療の一翼を担っている。脳血管用のカテーテル治療は現在、海外との差 (デバイスラグ) が無くなり世界のトップレベルに近づいてきており、カテーテル以外にもコイル、バルーン、ステントなど様々な治療機器が必要とされている。海外製の製品が多い分野であるが、今後は国産のデバイスが普及することが期待される。本講演では脳神経外科医が感じるカテーテルの使用感と改善点につきお話しします。

  1. 脳血管治療用カテーテルに求められる条件
    1. 操作性、柔軟性、耐久性、視認性、サポート力、価格
    2. 薄いカテーテル壁と広い内腔
    3. 手元とカテーテル先端が1:1で動き追従性が良いこと、血管を傷つけないこと
  2. カテーテル治療で使われる機器はほかに、ガイドワイヤー、シース、コイル、バルーン、ステントなどがあり、毎年のように新しく高価な医療機器が開発販売されている
  3. 周辺器械でもカテーテルの根元に付けるハブ、止血用の機械、術者の放射線防御器材、細かい操作をするための眼鏡なども今後改良が必要と思われる
  4. 人の目と手で細かい作業を行う分野なので視認性が問題となり、細いカテーテルにより細いカテーテルやワイヤーを入れる際も手間取ることが多い
  5. 単回使用 (ディスポーザブル) なため、高価な医療機器により医療費が高くなる。
    • 質疑応答

講師

  • 古川 博史
    東京女子医科大学附属足立医療センター 心臓血管外科
    准教授
  • 鳥飼 慶
    大阪大学 大学院 医学系研究科 心臓血管外科
    助教 (学内講師)
  • 加藤 宏一
    東京労災病院 脳外科
    副部長 / 血管内外科専門医

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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