導電性接着剤技術は、低温実装や耐熱実装への用途から、タッチパネルの微細配線額縁配線へと新たな市場を広げるとともに、特性の高機能化、印刷プロセス適合性が必要となっている。
　本講演では、導電性接着剤の信頼性課題と解決策を説明し、最先端技術をまとめ、今後期待される新市場へ展開するプリンテッド・エレクトロニクスなどにおける期待を紹介する。

1. 導電性接着剤の市場
2. 導電性接着剤の基礎物性
   1. 金属粒子と有機媒質
   2. 導電メカニズム
   3. キュア条件と各種物性
3. 技術課題
   1. 実装プロセス
   2. 信頼性:Snめっきとの高温における相性
   3. 信頼性:Snめっきとの高温高湿における相性
4. 新たな技術
   1. はんだ粒子混合
   2. ナノ粒子
5. 評価技術の標準化
   1. iCASプロジェクト
   2. 各種評価技術
      1. 電気抵抗・界面抵抗・高周波
      2. 熱伝導
      3. 機械特性:機械疲労、熱疲労、衝撃
      4. 環境試験
6. まとめと新たな方向へ

• 質疑応答・名刺交換