1. TBSの挑戦と今後の展望

(2013年12月3日 13:30〜14:30)

　2012年9月に放送されたTBSの深夜番組「大炎上生テレビ～オレにも言わせろ!」を機に、この1年各テレビ局は「スマートフォン」と「テレビ」を繋ぐ「セカンドスクリーン」施策を大々的に展開してきた。日テレは、「Join TV」をからめた「金曜ロードSHOW!」で様々な仕掛けを行い、TBSでは「リアル脱出ゲームTV」「ジンロリアン」が、ゴールデンタイム進出を果たしました。
　本講演では、「大炎上生テレビ」を制作し、「情報7daysニュースキャスター」で「視聴者投票」も担当する立場から、テレビ局の「セカンドスクリーン」トライアルをどのようにとらえ、今後どのような展開を考えているのか?ぶっちゃけベースで、お話できればと思っています。

1. TBSテレビのデジタル (セカンドスクリーン) 施策紹介
2. 「セカンドスクリーン」施策。その理想と現実
3. 今後の展望 (私見ですが) ・・・ (未定)
4. 質疑応答/名刺交換

2. キッズステーションのOTTへの挑戦と今後の展望

(2013年12月3日 14:45〜15:45)

　放送業界に止まらず、様々な事業者がテレビやスマートフォンなどを舞台に映像を利用した新たな試みやサービスを世に送り出しています。
「オンデマンド」「見逃し視聴」「マルチデバイス」「マルチスクリーン」「SNS連携」など、様々な視聴ニーズに応える事が求められる中、放送局がOTTサービス用に新チャンネルを立ち上げる意味とは。
　本講演では、キッズステーションが立ち上げたOTT新チャンネルを中心に、他サービスとの連携など、今後の展開についてお話しします。

1. なぜ放送局がOTTを始めるのか
   　～OTTとは何か
2. OTTとVODの関係性
   　～OTTだけでは意味が無い
3. 理想の映像視聴スタイルとは
   　～実現に向けた取組
4. 質疑応答/名刺交換

3. テレビとセカンドスクリーン・OTTの連携、今後の展望

(2013年12月3日 16:00〜17:00)

　テレビ端末やSTB経由のみならず、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの多様な端末で、さまざまな映像サービスを視聴することが当たり前となった。また、近年はSNSに代表されるインターネットサービスを利用しながら映像サービスを視聴する視聴者も拡大している。今までのインターネットの世界の事業者のみならず、この流れを取り込もうとする動きが放送業界でも起きつつあります。
　本講演では、海外動向も踏まえながら、大競争時代の放送サービスが向かうべき方向性について考察します。

1. 放送市場の動向
2. 動画配信サービスの動向
3. スマートテレビやセカンドスクリーンサービスの動向
4. 消費者のメディア接触の変化
5. 放送サービス (地上波、多チャンネル) の方向性
6. 質疑応答/名刺交換