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有機薄膜太陽電池の技術動向と高効率化に向けた光電変換材料の開発

有機薄膜太陽電池の技術動向と高効率化に向けた光電変換材料の開発

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、太陽電池の基礎から解説し、エネルギー変換効率を決定する各種要因、各種材料系の特徴と課題、超低コスト化・超高効率化のための新技術について詳解いたします。

開催日

  • 2011年11月10日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 有機薄膜太陽電池に関連する技術者
  • 有機薄膜太陽電池の高効率化・低コスト化が求められている技術者

修得知識

  • 各種太陽電池の基礎
    • 低分子系有機薄膜太陽電池
    • 高分子系有機薄膜太陽電池
    • 塗布型低分子系有機薄膜太陽電池
  • 有機薄膜太陽電池の高効率化・超低コスト化のアプローチ

プログラム

 2011年3月に発生した東日本大震災による福島第一原発の事故以来、再生可能エネルギーの重要性が再認識され、さらに、再生可能エネルギー特別措置法の成立により、太陽光発電などの普及が加速されることは必至である。しかしながら、これらの再生可能エネルギーは発電コストが高く、真の普及にあたっての最大の課題は、発電コストをいかに抑えるかである。
 有機薄膜太陽電池は、大型真空装置を必要としないroll-to-rollプロセスによる高速大量生産と、軽量・フレキシブルな太陽電池の実現の可能性から、発電コストの飛躍的な低減が期待できる。また、今年に入って10%を越える変換効率も報告され、ひときわ注目されるようになってきた。
 本セミナーでは、シリコンをはじめ各種太陽電池の開発の歴史、発電原理の違いを概観することにより、有機薄膜太陽電池の特徴と意義を解説する。また、エネルギー変換効率を決定する各種要因の物理的意味と課題・改善策について述べ、低分子・高分子系などの各種材料系の特徴と課題について解説する。さらに、将来の超低コスト化につながる可能性が期待される自己組織化を用いた素子開発、超高効率化のための新技術の紹介を行う。

  1. 太陽電池
    1. 太陽電池とは
    2. 各種太陽電池の構造・原理と技術課題
  2. 有機薄膜太陽電池の優位性と開発ターゲット
    1. 有機薄膜太陽電池の優位性
    2. 有機薄膜太陽電池の開発ターゲットと開発動向
  3. 有機薄膜太陽電池の物理メカニズムと高効率化
    1. 発電原理
    2. 各種素子パラメータの決定要因
    3. 高効率化の考え方
  4. 低分子系有機薄膜太陽電池
    1. 低分子系有機薄膜太陽電池材料と構造
    2. 低分子系有機薄膜太陽電池の課題
  5. 高分子系有機薄膜太陽電池
    1. 高分子系有機薄膜太陽電池材料と構造
    2. 高分子系有機薄膜太陽電池の課題
  6. 塗布型低分子系有機薄膜太陽電池
    1. 塗布型低分子系有機薄膜太陽電池の重要性
    2. 塗布型低分子系有機薄膜太陽電池材料
    3. 塗布型低分子系有機薄膜太陽電池の課題
  7. まとめ
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

茨木市福祉文化会館

2階 201会議室

大阪府 茨木市 駅前4丁目7-55
茨木市福祉文化会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。