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研究・開発・設計・製造における実験・解析のしかたと実験成果の出し方

研究・開発・設計・製造における実験・解析のしかたと実験成果の出し方

神奈川県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、成果を低コスト・短時間で出すための実験のノウハウについて長年の実績と経験を元に解説いたします。

開催日

  • 2011年8月24日(水) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 開発・製造現場で実験・測定に携わる技術者
  • 開発・製造現場における部下の指導者、管理者、教育担当者

修得知識

  • 短時間で成果を出すための実験のノウハウ
  • 実験とシミュレーションの使い分け

プログラム

 実験の仕方が間違っていたり、目的が明確になってない実験をだらだらとして時間を無駄にしていないでしょうか?
 よくわからないから、とにかく実験してデータを取ってみようというのでは、データを取っても何の役にも立たないということが少なくありません。
 本セミナーではこのような観点から、成果を低コスト・短時間で出すための実験の仕方のノウハウについて長年の実績と経験を元に解説いたします。

  1. よくわからないから実験 (測定) してみようという考え方についてどう考えますか?
    1. とにかく実験データを取って、それを解析すれば、何かが得られ、仕事が前進するのだろうか? 時間やコストの無駄使いになっていないか?
    2. どのような解析をしてどのような結論を出したいのか?
    3. 私は実際の技術コンサルティング業務にてどのようにして成果を出しているのか?
    4. プロの技術コンサルタントと企業内のエンジニア、何が (どこが) 違うのか?
  2. そのデータは技術的に使用できますか?
    1. 技術的に100%正しい測定・分析ができていますか?
    2. 技術的に正しい測定・分析ができているかどうかは誰がどのように判断するのですか?
    3. 実験に理論は必要か? 必要であればその理論はどこからどのようにして身につけるのか?
  3. 測定地の誤差と評価
    1. 常に実験データのS/N比を向上させることを心がけるには?
    2. 測定器の線形性と非線形性とは?
    3. 測定値として評価する量は、通常、電圧 or 電流か?
    4. 測定器にアース接続は必要か?
      測定データに電源ノイズが混入しているか否かの判定方法は?
      測定データに電源ノイズが混入しないようにする方法は?
    5. 信号が電気的に漏えいするのを防止する方法 (シールド) は?
    6. 信号のグランドループとは? それを防止する方法は?
    7. 測定値の誤差と評価のしかた
      1. 測定値の誤差と残差
      2. かたより誤差と偶然誤差
    8. 誤差 (残差) の原因
    9. 測定値の精度の表し方とその意味
      1. アナログ測定器の場合
      2. ディジタル測定器の場合
    10. 有効数字とは
    11. SI単位と単位の換算のしかた
  4. 対数グラフによるデータ整理のしかた
    1. 片対数グラフとは? 作成のしかたは?
    2. Excelでの片対数グラフの作成のしかた?
    3. 両対数グラフとは? 作成のしかたは?
    4. Excelでの両対数グラフの作成のしかた?
  5. 数値計算 (解析) からみた誤差と近似
    1. 自分で計算プログラムを作成するときに特に注意
    2. 相対誤差
    3. 桁落ち誤差についての考察
    4. 近似曲線回帰法と最小二乗法
      1. 近似曲線回帰法とは?
      2. 最小二乗法とは?
  6. 技術的に正しく実験するには理論が大切!
    1. 理論を勉強するために必要となる応用数学 (物理数学) の各分野
    2. 応用数学 (物理数学) の各分野はどのような分野で役立っているか?
  7. 数値計算のための市販の各種汎用プログラム
    1. Mathematica (マセマティカ)
    2. LabVIEW (ラボビュー)
    3. MATLAB/SIMULINK (マットラボ/シミュリンク)
    4. Scilab/Scicos (サイラボ/サイコス)
    5. Maxima
    6. Octave
    7. MATX (マットエックス)
    8. 数式・数値計算・グラフ作成のためのソフト一覧
  8. 実験とコンピュータ・シミュレーション、どちらがいいのか?
    1. 実験
    2. コンピュータ・シミュレーション
    3. 実験とコンピュータ・シミュレーションのバランスのとりかたと仕事の効率化
    4. FDM、FEM、BEM
  9. どのような実験方法がいいのか実例で考えてみよう!
    ~そのままでは技術的に正しい実験を行うことに活用できない理論もある~
    ~実験を成功させるための技術的ストーリー作りとは?~
    1. 理論により実験時間を大幅に短縮できる実例
      ~理論を実験に活用するには~
      1. MAXWELLの相反定理の応用
      2. FFT (高速フーリエ変換器) におけるアベレージング回数の決定方法
    2. 加工機械の低騒音化を達成するための実例 – 騒音がどこから発生しているのかもわからない状況で。
      1. プレスの場合
        プレスの振動モードアニメーションと時系列アニメーションから重要な情報を読み取るトレーニングをしてみよう!
      2. タレットパンチプレスの場合
        メカ式 (油圧式、サーボモータ式 (サーボプレスの原点がここにある) )
      3. バンドソー (帯のこ盤) の場合
        バンドソーの低振動・低騒音化を達成した奇抜だがシンプルなアイデア
    3. 振動放射音の分析法と低振動箇所の特定 (同定) 方法
      (当社オリジナル) とは?
  10. LabVIEW (ラボビュー、仮想万能計測器ソフト) の活用によるメリット
    ~低コスト・短時間で成果を出す方法を解説~
  11. 質疑応答

講師

会場

有限会社アイトップ 本社
神奈川県 小田原市 栢山274-14
有限会社アイトップ 本社の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 48,300円 (税込)
複数名
: 41,000円 (税別) / 43,050円 (税込)