導電性高分子の電子デバイス等への応用とビジネスチャンス
東京都 開催
会場 開催
以下、導電性高分子の関連セミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
概要
本セミナーでは、導電性高分子の合成方法、特性などの基礎から解説し、これらを応用したキャパシタの作製方法と特長について詳解いたします。
また、導電性高分子の今後の応用として、リチウムイオン電池、有機EL、太陽電池、アクチュエータ、タッチパネルなどの展開について詳説いたします。
開催日
-
2010年12月10日(金) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- 導電性高分子に関連する技術者、開発者
- 透明導電膜
- 薄膜太陽電池
- 色素増感型太陽電池
- 有機EL
- タッチパネル
- リチウムイオン電池
- 電解コンデンサ
- スーパーキャパシタ
- エネルギー・ハーベスティング分野
- プリント回路基板
- エレクトクロミック素子
- センサ など
修得知識
- 導電性高分子の基礎
- 電解キャパシタの基礎
- 導電性高分子の応用
- リチウムイオン電池
- 太陽電池
- キャパシタ
- 有機EL
- アクチュエータ
- タッチパネル など
プログラム
まず高電気伝導度ならびに高安定性を有する導電性高分子 (ポリピロール、ポリエチレンジオキシチオフェン等) の合成方法・特性について詳説する。
次にこれらを応用したアルミニウムならびにタンタルキャパシタの基本的作製方法と特長について解説する。
さらに導電性高分子コンデンサ業界の最新動向と、導電性高分子の今後の応用展開 (有機EL、太陽電池、リチウム2次電池、アクチュエータ、タッチパネル等) についても詳しく紹介する。
- 導電性高分子の概要
- 電解キャパシタの概要
- 導電性高分子の電解キャパシタへの応用
- 電解重合ポリピロール (PPy) を用いた平板型 (積層型) 固体電解キャパシタ(Al-SPC) の開発
- 水媒体を電解重合PPyの作製ならびに特性評価
- 支持電解質がPPyの電気伝導度ならびに耐熱・耐湿性に及ぼす影響
- 陽極酸化被膜で絶縁されたキャパシタ素子表面への電解重合PPy層形成
- Al-SPCの開発経過と生産量の推移
- Al-SPCの構造と外観
- Al-SPCの特長
- Al-SPCの主な用途
- Al-SPCのさらなる高機能化の課題
- ドーパントによる電解重合PPyの電気伝導度ならびに耐熱・耐湿性向上
- 添加剤による電解重合PPyの電気伝導度ならびに耐熱・耐湿性向上
- 高耐圧Al-SPCを実現するドーパント
- 化学重合PPyを用いたタンタル固体電解キャパシタの開発
- スルホン酸系アニオン界面活性剤のドーパントとして有用性 (高電気伝導度、高安定性実現)
- 添加剤による化学重合PPyの初期電気伝導度ならびに安定性の向上
- 化学重合PPyを用いたタンタル機能性高分子キャパシタ (Ta-SPC)
- Ta-SPCの特徴
- 化学重合ポリエチレンジオキシチオフェン (PEDOT) を用いたタンタル固体電解キャパシタの開発
- 化学重合PEDOTの重合残渣を低減する重合法
(アニオン界面活性剤による水媒体化学重合)
- 重合条件が水媒体化学重合PEDOTの初期電気伝導度ならびに安定性に及ぼす影響
- 水媒体化学重合PEDOTを用いたTa-SPC
- 水媒体化学重合PEDOTを用いたTa-SPCの特長
- 化学重合ならびに電解重合PEDOTを用いた平板型 (積層型) Al-SPCの開発
- 各種スルホン酸第二鉄を酸化剤に用いた化学重合PEDOTの安定性の比較
- 化学重合PEDOTを用いたAl-SPCの構造
- 化学重合PEDOTを用いたAl-SPCの安定性
- 電解重合によるフィルム状PEDOTの作製と評価ならびにAl-SPCへの応用展開
- 化学重合PEDOTを用いた巻回型アルミ固体電解キャパシタ (Al-SPC) の開発
- PEDOTとp-トルエンスルホン酸第二鉄から蒸発乾固重合により得られるPEDOTの特性
- 溶媒が蒸発乾固化学重合PEDOTの特性に及ぼす影響
- 導電性高分子の耐圧の評価
- 巻回型Al-SPCの構造および外観
- 巻回型Al-SPCの周波数特性
- まとめと今後の展望
- 機能性高分子キャパシタ (SPC) の特徴ならびに有用性
- キャパシタの市場規模
- SPCの生産高推移
- SPCの業界の構図
- SPC将来展望
- 導電性高分子の他の電子、エネルギーデバイス等への応用
- 有機ELへの応用
- タッチパネルへの応用
- エレクトロクロミックディスプレイへ応用
- TFTへの応用
- スルーホールメッキへの応用
- リチウム2次電池への応用
- 太陽電池への応用
- アクチュエータへの応用
- 導電性高分子の高機能化のトピックス
- ポリエチレンジオキシチオフェン
- ポリアニリン
- ポリピロール
講師
工藤 康夫 氏
工藤技術コンサルタント事務所
代表
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
:
40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)