技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本書籍は、界面活性剤について基礎から応用までを網羅した総合書です。
大学や企業に勤める第一線の研究者の方々、34名が専門の立場から執筆しており、界面活性剤の書籍の決定版です。
この単行本は、界面活性剤を初めて利用しようとしている人のために書かれた基礎から応用までを網羅した総合書である。特に、界面活性剤とは何だろう? 沢山の種類があるけれどもどのように使ったら良いか? 安全性はどうなのだろうか? などと疑問を持たれている人に、高価ではあるが勧められる本である。
執筆は、大学や企業に勤める第一線の研究者達34名がそれぞれの専門の立場からなされており、例えば、第1章の「界面活性剤について」では、堀内照夫により学術的な基礎物性が項目別に分かり易く説明されている。
第2章では、「目的に応じた界面活性剤の選択方法と利用・調製技術」と題して実学的に重要な界面作用をそれぞれの立場から丁寧に説明している(以後、括弧内は執筆者である)。
内容に簡単に触れると、第1節 乳化を2分割し〔1〕では乳化における界面活性剤の最適選定の基礎(池田直哲、荒牧賢治)、〔2〕企業の立場から(岡本 亨)記述されている。
第2節 分散(戸堀悦雄)、第3節 湿潤・ぬれ・浸透(関口範夫、田村幸永)、第4節 洗浄(嶋田昌彦、水田元就)、第5節の柔軟では、〔1〕衣類について(宮坂広夫)、〔2〕毛髪中心に(関口範夫、田村幸永)、第6節 起泡(角田光雄、大和田 薫)、第7節 消泡(曽 建任、三浦太裕)、第8節 平滑・潤滑(高野聖史)、第9節 可溶化(兼井典子)、第10節 帯電防止(喜多泰夫)、第11節 防錆剤用界面活性剤(間宮富士雄)、第12節 殺菌(松村吉信)が記述されている。
第3章では、「業態別に応じた界面活性剤の選択方法と利用・調製技術」と題して、第1節 紙・パルプ(後藤至誠)、第2節 化粧品(岩井秀隆)、第3節 繊維用界面活性剤(内田重三、翠 浩二)、第4節 インキ(高尾道生)、第5節塗料(若原章博)、第6節 食品(大友直也)、第7節 医薬品業界における界面活性剤の利用法(川上亘作)、第8節 農薬(川島和夫)、第9節 ゴム・プラスチック(堀家尚文)、第10節 燃料油・潤滑油(藤田 稔)、第11節 土木・建築材料(木之下光男)、第12節 ファインセラミックスにおける界面活性剤(分散剤)およびバインダーの役割(永田公一)とそれぞれの業種別に必要な知識や情報が記述されている。
さらに、第4章では、「界面活性剤含有製品の実際的な分析法」(中村正樹)、第5章では、「界面活性剤利用についての留意点—有効活用と適切な管理—」(三浦千明)が記述されており、冒頭でも申し上げたように、これから界面活性剤を利用されようとしている方には有益ではないかと思う。
(東京理科大学・理工学部 阿部正彦)
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