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晶析・結晶化プロセスの基礎と粒子設計の実践戦略

晶析・結晶化プロセスの基礎と粒子設計の実践戦略

~固液分離・濾過乾燥工程を見据えた結晶粒子特性の作り込みとトラブル対策~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、晶析操作の基礎から、結晶化現象の解析方法、結晶品質の作り込み戦略までを易しく解説いたします。
結晶多形制御や結晶形態改善などの実践的な話題や、新しいセンサーを用いた解析方法についても概説いたします。

配信期間

  • 2026年7月13日(月) 10時30分2026年7月27日(月) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年7月13日(月) 10時30分

受講対象者

  • 結晶性物質を取り扱う化成品製造業種の技術者、開発者、研究者
    • 医薬
    • 新素材
    • 食品
    • 電池材料 など
  • 再沈によって精製を行っている技術者
  • 結晶化によって粒子群製造を行っている技術者

修得知識

  • 再沈・再結晶でのトラブル解決のための実践的手法
  • 結晶化 (晶析) でも連続フローが注目される真の理由
  • 結晶純度、結晶形態、結晶多形、粒径分布改善法のコツ
  • 固液分離や濾過乾燥など後工程を見据えた粒子群の特性設計
  • 回分冷却晶析、貧 (非) 溶媒添加晶析、反応晶析法のコツ
  • スケールアップのための第1選択手法

プログラム

 化成品製造時には、分離精製や粒子群製造の目的で「再沈」や「再結晶」と呼ばれる操作が行われています。それらの操作は、精密化成品や医薬品のみならず、機能性材料や電池材料など多岐にわたって必要とされています。ところが、その操作の少しの違いが、結晶粒子群の特性や生産性に大きな影響を与えることがあります。例えば、純度、分布、外形、構造 (結晶形) に関わる問題です。これらの特性を作り込むプロセス技術が「晶析操作」です。
 本セミナーでは、「再沈」「再結晶」と「晶析操作」との違いにふれながら、どういう操作で結晶粒子群の特性を改善できるのか、そしてその操作の本質が何であるかを解説します。さらに本セミナーでは、晶析で設計された結晶粒子群特性が、その後の『固液分離・濾過・乾燥工程』にどのような影響を及ぼすのかに着目し、プロセス全体を見据えた結晶粒子群設計の重要性について解説します。そして“固液分離しやすく、扱いやすい粒子群”をいかに設計するかという観点から、過飽和操作や晶析レシピの考え方を説明します。普段合成を専門に研究している研究技術者には結晶化を使った精製操作の“コツ”について、そして普段から晶析技術に関わっている研究技術者には、より高度な結晶品質制御と粒子設計の“戦略”について伝授します。

  1. 再沈・再結晶と晶析操作との接点
    • 現場で遭遇するトラブル
      1. 結晶粒子群の特性に関するトラブル事例
      2. 有機合成と晶析操作との接点
      3. 固液分離や濾過乾燥との接点
      4. 晶析操作の目的と原理
      5. 連続フロー製造が注目されるには理由がある
  2. 再沈・再結晶での結晶化の解析とその速度論
    • 現場で起きている結晶化トラブルを解決するための基礎的考察
      1. 再沈での結晶成長
      2. 結晶化の推進力と固液平衡
      3. 核発生と成長速度論
      4. 結晶粒子群特性
      5. 固液分離や濾過乾燥を見据えた粒子群特性
      6. 事例と演習で理解する結晶化現象の制御法
  3. 結晶化現象のメカニズムとその制御
    • 再沈・再結晶での結晶品質の精密制御アプローチを理解する
      1. 粒子群特性に関するトラブル事例
      2. なぜ結晶粒子群の特性が安定しないのか (結晶多形変化)
      3. なぜ固液分離に時間が掛かってしまうのか (結晶形態変化)
      4. 粒径分布の違いによる後工程への負荷
      5. なぜ結晶純度が安定しないのか (母液の含有)
      6. オイルアウト現象のメカニズムとその回避法
      7. 結晶粒子群の連続フロー製造
      8. 現場で役立つ測定データ (DSCやXRD) の読み取り方
      9. 演習で理解する結晶品質の制御
  4. 晶析操作の設計と粒子群特性のつくり込み
    • 結晶粒子群特性を作り込むための具体的戦略を理解する
      1. 晶析操作設計の留意点 (冷却晶析法)
      2. 貧 (非) 溶媒添加晶析での操作戦略
      3. 反応を伴う晶析操作の実際 (電池材料や医薬品)
      4. 晶析と撹拌との関係 (撹拌回転数の設定法)
      5. スケールアップの留意事項
      6. 連続フロー晶析に関わる最近のトレンド
  5. 最新トピックス紹介
    • 晶析に関する国際トレンドを探る
      1. 回分から連続フロー製造へのパラダイムシフトの本質
      2. オンラインセンサーの最先端利用技術
        • FT-IR
        • ラマン
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 滝山 博志
    東京農工大学 大学院 工学研究院 応用化学部門
    教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年7月13日〜27日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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