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メタルバイオテクノロジー:微生物作用を利用した金属類の除去・回収・資源化技術

メタルバイオテクノロジー:微生物作用を利用した金属類の除去・回収・資源化技術

オンライン 開催

開催日

  • 2023年2月10日(金) 13時30分 16時30分

修得知識

  • 微生物を用いてレアメタルを含めた金属類を排水中から除去し、回収するメタルバイオテクノロジーの技術開発の現状と今後の方向性
  • 微生物を用いた環境適合型金属系材料 (半導体ナノ粒子) 合成技術

プログラム

 主にハイテク産業において、レアメタルを含めた多様な金属類 (半金属・非金属含む) が利用されるようになり、有害物質の制御、および希少資源の循環・利用という両側面から、排水や廃棄物中の金属類を除去・回収し、付加価値の高い資源として循環利用することの重要性が高まってきている。
 本講演では、微生物の持つ金属類代謝機能を利用した“メタルバイオテクノロジー”の概念を提示したうえで、メタルバイオテクノロジーによる金属類除去・回収・資源化技術の開発状況を、主にセレンを対象とした研究を例に紹介する。

  1. イントロダクショション
    1. 金属類を巡る問題:環境汚染と資源枯渇
    2. メタル/ミネラルニュートラルの概念とメタルバイオテクノロジー
  2. メタルバイオテクノロジー概論
    1. メタルバイオテクノロジーとは
    2. バイオリーチング
    3. バイオソープション
    4. バイオミネラリゼーション
    5. バイオボラタリゼーション
  3. メタルバイオテクノロジーによる排水処理・資源回収技術の開発~Seを例に~
    1. バイオミネラリゼーションによるSe排水処理・資源回収
    2. バイオボラタリゼーションによるSe排水処理・資源回収
    3. Se以外の金属類への水平展開
  4. メタルバイオテクノロジーによる半導体ナノ粒子合成技術の開発
    1. 微生物による半導体ナノ粒子合成法
    2. カルコゲン還元微生物を利用した系半導体ナノ粒子合成

講師

  • 池 道彦
    大阪大学 大学院 工学研究科 環境エネルギー工学専攻
    教授

主催

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受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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アカデミック割引

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  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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