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振動対策の考え方とその実務的設計方法

通信講座 (2011年9月~11月)

振動対策の考え方とその実務的設計方法

会場 開催 演習付き

概要

この通信講座では、振動の基礎から解説し、振動を専門としない技術者でも振動対策が行えるスキルを身に付けていただきます。
講座の期間中は、テキストの内容について 何回でも、メール・電話でのご質問にお答えいたします。

開催日

  • 2011年9月15日(木) 9時00分 2011年11月15日(火) 17時00分

受講対象者

  • 振動に関連する製品の技術者、研究者、開発者、品質・信頼性保証担当者
    • 車両
      • 自動車
      • 二輪車
      • 産業車両
      • 鉄道
    • 工作機械
    • 電子機器
    • 構造物・建築物
      • プラント
      • 工場
      • 建築
      • 建材
    • 各種ファン
    • ポンプ
    • 回転機械
      • エンジン
      • タービン
      • 洗濯機
      • 分離機
      • ろ過機
      • 空調設備
      • 洗浄機
      • コンプレッサ
      • 攪拌機
      • 給油装置
      • 過給機 など
  • 防振材、防振ゴムなどの技術者、研究開発者
  • 騒音・振動などの環境測定に携わる技術者

修得知識

  • 振動の基礎
  • 振動対策・防振の基礎と実践
    • 制振設計
    • 弾性支持の方法
    • 伝搬経路における対策
  • 制振材料の基礎
  • 振動測定の基礎

プログラム

第Ⅰ講 振動の基礎をしっかり理解しよう

  1. 振動って何?
    1. どんな現象を振動っていうの?
    2. 正砿振動とは
    3. 複合振動とスペクトルについて
    4. 衝撃とスペクトルについて
  2. 振動量はどのように表示するの?
    1. 変位・速度・加速度について
    2. 実効値とデシベルについて
    3. 振動加速度レベルについて
    4. dBの計算の仕方
  3. 簡単な振動系を考えよう
    1. 自由振動について
    2. 強制振動について
    3. 振動体と共振について

第Ⅱ講 振動防止 (1)

  1. 振動防止計画の作り方
  2. 振動源対策の仕方
    1. 衝撃力の低減方法
    2. 回転質量の慣性力とその低減方法
    3. 往復質量の慣性力とその低減方法
    4. 建造物や機械の剛性について
  3. 機械の振動対策の仕方
    1. 振動加速度の低減方法
    2. 加振力による機械の変位振幅について
    3. 架台の質量による対策の仕方
    4. ダイナミックダンパによる方法
  4. 弾性支持の仕方
    1. 振動伝達率について
    2. 弾性支持の設計方法
    3. 衝撃に対する弾性支持の仕方

第Ⅲ講 振動防止 (2)

  1. 伝搬経路における対策の仕方
    1. 波動について
    2. 距離減衰について
    3. 振動遮断層について
  2. 弾性支持に使用される材料をよく理解しよう
    1. ばねの種類と特性について
    2. 動的ばね定数とは
    3. 防振ゴムについて
    4. 金属ばねについて
    5. 空気ばねについて
    6. ダンパについて
  3. 制振材料をよく理解しよう
    1. 制振材料の種類と特徴について
    2. 制振材料の効果的な使い方について
  4. 振動の測定について
    1. 測定機器について
    2. 測定方法について
  5. 振動防止上の一般的注意事項 (ノウハウを伝授)

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)

講師の言葉

 世の中には振動についての書籍が数多くありますが、振動工学の基礎から応用までの全般を学習できる書籍は見当たりません。
 よって、本講座のテキストは、この観点に基づき、基礎から応用までを統一的に執筆し、同時にテキスト中の式は、その導出プロセスを省略せずに書きましたので、詳しい内容まで独習できるよう工夫されています。

 講座の期間中は、 何回でも、メール・電話でのご質問にお答え致します (質問内容はテキストの内容に限ります) 。
 お電話でご質問される場合は、必ず、事前にメールで電話をかける日時のご予約をお取り頂くようお願い致します。
 受講期間は通常3ヶ月ですが、お申し込み時に6ヶ月とご指定頂ければ、6ヶ月にすることができます。

内容

  • 振動を専門としないエンジニアに理解できるよう配慮
  • 振動を専門とするエンジニアにも、実務上、十分役立つ内容。
  • 製品の研究・開発・設計・製作・裾付、及びその後 (客先での製品使用期間) に発生した振動問題に対し、振動を専門としないメカトロニクス (機械・電気・電子) 関係のエンジニアにも、振動対策が行えるようになる内容。
  • 振動理論だけに終始せず、その理論においてどの式を使用し、どのように振動対策設計するのかについて、その考え方のプロセスを省略せずに記述。
  • 本通信教育の受講が終了しても、本テキストは実務的振動対策の座右の書として最適。

添削

第Ⅰ講、第Ⅱ講、第Ⅲ講の各講の学習終了後、基本問題 (100点満点) に解答して頂きそれを添削して返送致します。
合計3回、添削問題に解答して頂きます。