交流インピーダンス測定の基礎と実践的な解析手法
~電池・キャパシタ・電解質材料の評価に関わる方へ~
オンライン 開催
開催日
-
2025年7月14日(月) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- インピーダンス測定に携わる方
- 電池
- キャパシター
- 電解
- 腐食
- 導電材料
- 半導体 など
- インピーダンス測定、データの解析で課題を抱えている方
修得知識
- インピーダンスの定義と物理的な意味
- インピーダンスに関する計算方法 (複素数がなぜ必要か?) と解析法
- インピーダンスのデータで解ること・解らないことの区別
プログラム
交流インピーダンスをツールとして利用しようとすると、「電気工学」「複素関数」「周波数分散」など、電気化学者にとって取っつきにくい概念が数多く生じる。特に、「電気伝導率測定・電気化学反応解析・界面挙動」は、「電解質・電極・二重層」を理解する上で欠かせない。これらの測定は電池・キャパシタ・電解質材料の性質を知る上でも重要な測定技術となる。講師はこれまで研究における学生の指導を通じて、インピーダンスに関する理解において、どこが引っかかるのかを感じてきた。
このセミナーでは
- インピーダンスの定義と物理的な意味
- インピーダンスに関する計算方法 (複素数がなぜ必要か?) と解析法
- インピーダンスのデータで解ること・解らないことの区別
を中心に、さまざまな躓きやすい点を解消していきながら、実践的なインピーダンス測定の活用について解説する。
- 概要
- インピーダンスと抵抗の違い
- 周波数と時定数
- 周波数分散 (周波数を変えると何がわかるか?)
- 複素インピーダンス
- インピーダンスになぜ複素数が関係するのか
- ボード線図と時定数
- ナイキストプロットと位相 (電流・電圧のずれ)
- 等価回路は何のために必要か?
- 交流法におけるオームの法則
- 電気化学インピーダンス
- 「電位」と「印加電圧」は何が違うのか?
- 電気化学インピーダンスにおけるナイキストプロット
- 電気化学反応と時定数
- 実例をもとにした解説
- 電解質材料の電気伝導率測定
- 輸率測定 (AC-DC法の意味)
- リチウムイオン電池等の材料におけるインピーダンス
- キャパシタ材料におけるインピーダンス
- 腐食・分極測定におけるインピーダンス
講師
水畑 穣 氏
神戸大学
大学院工学研究科
応用化学専攻
教授
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
49,000円 (税別) / 53,900円 (税込)
1口
:
60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
(3名まで受講可)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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