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機能性色素の基礎と応用、研究最前線 2か月連続セミナー

機能性色素の基礎と応用、研究最前線 2か月連続セミナー

~最適な分子設計・応用に向け、基礎から最新の研究までをじっくり学ぶ2日間~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、機能性色素の分類・物性、合成、分子設計、色素構造と光物性・電気化学的特性、情報記録用色素、情報表示用色素、デバイス物性・評価方法、分子軌道計算による分子設計について解説いたします。

開催日

  • 2024年2月21日(水) 10時00分 16時30分
  • 2024年3月15日(金) 10時00分 16時30分

受講対象者

  • 機能性色素の応用分野に関連する技術者、開発者
    • オプトエレクトロニクス
      • 有機系太陽電池
      • 発光素子
      • 蛍光センサー
    • 医療分野 (光線力学的療法) など
  • 機能性色素の開発者、研究者

修得知識

  • 機能性色素の分子設計と合成法
  • 機能性色素の構造と光物性・電気化学的特性の関係
  • 機能性色素の各種クロミック特性とオプトエレクトロニクスデバイス物性
  • それぞれの応用分野に最適な機能性色素の分子設計・合成
  • オプトエレクトロニクス (発光素子、情報記録・情報表示、有機系太陽電池など) や医療分野 (光線力学的療法) 用の発光性色素・光増感色素の構造と光電子特性の関係
  • 分子認識と光物性の関係 (蛍光センサー)
  • 外部刺激応答特性固体発光性色素
  • 一重項酸素発生光増感色素および蛍光性水センサーの研究開発動向

プログラム

2024年2月21日「機能性色素の基礎と合成・分子設計・光電特性・応用例」

 基礎編では、機能性色素の合成、色素構造と光物性・電気化学的特性などの基礎知識とデバイス物性および評価方法を学び、各種クロミズムに基づいた応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発について解説する。

  1. 機能性色素とは
    1. 色素の変遷と分類
    2. 機能性色素の合成
    3. 機能性色素の物性
    4. 機能性色素の分子設計
    5. 機能性色素の応用例
  2. 機能性色素の光物性と電気化学的特性
    1. 光吸収スペクトル
    2. 蛍光・りん光発光
    3. 励起エネルギー移動と電子移動
    4. 酸化還元およびHOMO・LUMO
    5. 経験値と分子軌道計算による分子設計
  3. 情報記録用色素
    1. 感圧記録用色素
    2. 感熱記録用色素
    3. インクジェット用色素
    4. レーザー (光) 記録用色素
  4. 情報表示用色素
    1. カラーフィルター用色素
    2. フォトクロミック色素
    3. サーモクロミック色素
    4. ピエゾ・メカノクロミック色素
    5. ソルバトクロミック色素
    6. 蛍光ソルバトクロミック色素
    7. エレクトロクロミック色素
    8. 液晶表示用 (ニ色性) 色素
    9. 有機エレクトロルミネッセンス (EL, OLED) 用色素
  5. 新規な色素母体骨格の分子設計・合成と光電特性:縮環型ビスベンゾ[c]チオフェン
    1. 分子軌道計算による分子設計
    2. 合成法
    3. 光物性と電気化学的特性
    • 質疑応答

2024年3月15日「機能性色素の応用展開と研究最前線」

 機能性色素 (Functional Dye) は、1970年代後半に日本から発生した学術用語であり、光、熱・電場・磁場などの何らかの操作 (外部刺激) によって、色や発光性が変化する・情報を記録する・エネルギー変換を引き起こすなどの新しい機能を発現する分子である。オプトエレクトロニクスデバイスや環境分野さらには医療分野に応用できるため、持続可能な開発目標 (SDGs) に資する重要な材料群である。
 本セミナーでは、各種応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発およびオプトエレクトロニクス (発光素子、有機系太陽電池など) や医療分野 (光線力学的療法) への応用展開、さらに機能性色素研究 (外部刺激応答性発光材料、蛍光センサー、一重項酸素発生光増感色素) の最前線について解説する。

  1. 外部刺激応答性の機能性色素の分子設計と物性:メカノフルオロクロミック色素を例として
    1. 固体発光性
    2. 分子間相互作用の制御
    3. メカノフルオロクロミズム
    4. 結晶とアモルファス
    5. 理論的考察
  2. 光電変換用の機能性色素の分子設計と物性:色素増感太陽電池を例として
    1. 光電流・光起電圧
    2. 電子移動の最適化
    3. 分子配列・配向性の制御
    4. 電極と色素間の相互作用
    5. 耐久性
  3. 分子認識能を有する機能性色素の分子設計と物性:蛍光性水センサーを例として
    1. ホスト・ゲスト
    2. 分子間相互作用
    3. 分子認識と光吸収・蛍光特性
    4. 蛍光性水センサー
    5. 蛍光性クラスレート色素
  4. 一重項酸素を発生する機能性色素の分子設計と物性:光線力学的療法用光増感色素を例として
    1. 一重項酸素の発生機構
    2. 一重項酸素発生の評価法
    3. 色素骨格と一重項酸素発生
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 61,800円 (税別) / 67,980円 (税込)
複数名
: 37,500円 (税別) / 41,250円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 37,500円(税別) / 41,250円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 61,800円(税別) / 67,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 112,500円(税別) / 123,750円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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本セミナーは終了いたしました。

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