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製法特許における広くて強い特許戦略の構築

製法特許における広くて強い特許戦略の構築

~製法特許の効果的な活用 (特許法104条:生産方法の推定規定等のポイント) / 元・特許庁審査官が語る特許出願の動向と実務 (クレームと明細の作成・特許調査・権利範囲)~
オンライン 開催

開催日

  • 2023年10月17日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

 近年、製造コストが増加する中、企業活動において、製造プロセスや生産性の向上への関心が高まっています。また、人工知能の普及により、製法発明に関する技術も進展し、関連する特許出願も増加する傾向にあります。このような製法発明について実用化を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。すなわち、特許出願の動向を把握したうえで、どのような特許を取得し、どのように活用するかが重要な課題です。とくに、広くて強い特許を取得することが重要であり、その結果、製法発明を事業活動に最大限に活かすことができます。
 本講演では、このような視点から、製法特許の効果的な活用に向けた特許戦略について説明し、今後の課題と対応策について解説します。

  1. 製法特許の重要性
    1. 製法特許の重要性の高まり
    2. 製法特許と生産性の関係
      • 人工知能の進化
    3. 製法特許が競合他社に与える影響
      • 査証制度:2020年10月施行
    4. 特許出願とノウハウの判断基準
  2. 製法発明の特許出願
    1. 製法発明の認定
    2. 製法発明の特許クレームの書き方
    3. 製法発明の明細書の書き方
    4. 製法発明の特許クレームの作成演習
      • ケーススタディ
  3. 製法発明の特許調査
    1. 製法発明の特許調査の課題
    2. 製法発明の検索式の作り方
    3. 周知・慣用技術の取り扱い
    4. 製法発明の特許調査の実演
      • ケーススタディ
  4. 製法特許の特許審査
    1. 新規性、進歩性の判断基準
    2. 記載要件の判断基準
    3. 拒絶理由への対応方法
    4. 最近の裁判例 (審決取消訴訟) からの教訓
  5. 製法特許の権利範囲
    1. 製法特許のクレーム解釈
      • リーチスルー・クレームの注意点
    2. 生産方法の推定規定 (特許法104条) での留意点
    3. 他社特許を侵害しない方法
    4. 最近の裁判例 (特許侵害訴訟) からの教訓
  6. 製法特許の活用方法
    1. 製法発明に関する登録特許の最近の傾向
    2. 諸外国の登録特許の事例との比較
      • 米国
      • 欧州
      • 中国など
    3. 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
    4. 製法特許の特許戦略の構築に向けて

主催

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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本セミナーは終了いたしました。

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