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メタバース時代のQCD

メタバース時代のQCD

~「デジタルツイン」を用いた構造CAE導入~
オンライン 開催

開催日

  • 2023年6月9日(金) 13時00分 16時00分

プログラム

 昨今、開発の現場に「デジタルツイン」「メタバース」の手法が浸透してきています。この手法は、私たちが日常的に利用している3D-CADやCAM、CAE、大規模な構造環境計算と非常に親和性が高く、開発時のフロントローディング化や情報の共有化に大きく貢献してくれる環境でもあります。また、開発時のQ,C,Dやトータルマネジメントにも効果を発揮してくれる環境でもあります。今後、この環境を「どのように利用していくのか」が、我々エンジニアの課題にもなるでしょう。
 今回、モノづくりの状況やCAEを例に挙げ、メタバースをどのように理解,利用して、発想に組み込んでいくのかを整理したいと考えます。仕事の合理化・効率化の一助となれば幸いです。

  1. 講師自己紹介ならびに会社紹介
  2. 開発環境における「メタバース」
    1. 開発環境の「以前」と「今」
      • 3D-CADやCAE、CAM、データマネージャー、PDM、PLM
    2. 「デジタルツイン」の有効性と利用例
    3. 「デジタルツイン」を利用した「メタバース」設計へ
    4. 「メタバース」思考で変わること
      • モノづくりしないモノづくりやフロントローディング〜
    5. 品質マネジメントと「メタバース」思考
      • フロントローディング化のための5現主義〜
    6. 「メタバース」思考で「何が」「どのように」変化するか
  3. 「メタバース」で期待されるQCD
    1. 「品質 (Quality) 」を「作りこむ」
      • 品質向上,品質バランス〜
    2. 「コスト (Cost) 」を「図る」
      • デジタルツインによる「モノづくりコスト」〜
    3. 「納期 (Delivery) 」を「計る」
      • 「リアル」な内容で日程計画〜
    4. Q.C.Dのトータルマネジメントを行う
      • メタバースでのQ.C.D課題発生時の解決と現実への反映〜
  4. 「デジタルツイン」を用いた品質確保 (CAE)
    1. CAEを用いた品質判断
    2. 材料・製法の見極め方
    3. 設計しない部品 (既存流用)
    4. Totalした状態でのCAE (製品品質)
  5. メタバースを利用した情報の共有
    1. 作成・変更した情報は必ずメタバースで一元管理する
    2. データは管理権限者のみが登録・変更できる体制にする
    3. 管理権限者はデータ変更前に内容を確認・理解したのち了承する
  6. 今回のまとめ
    1. 現在の開発環境はメタバース利用に適している
    2. メタバース内に情報を集約することで開発のフロントローディングが可能になる
    3. Q,C,Dのマネジメントがメタバース内で集約できる
    4. デジタルツインやメタバース内構造で品質の検証ができる
    5. メタバースを利用することで関係者が情報共有可能となる
    • 質疑応答

主催

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受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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