技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リスクフリーレートとLIBOR代替について

実践・運用難時代の先端金融商品シリーズ

リスクフリーレートとLIBOR代替について

~指標がなくなる世界、その影響と今後を考える~
オンライン 開催

アーカイブ配信受講の場合は、2021年6月23日~7月16日を予定

開催日

  • 2021年6月17日(木) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 金融機関、保険会社、資産運用会社、金融システム会社、監査法人、官公庁などでの運用担当者、これから運用に携わる方、運用企画部門の方
  • LIBOR廃止が自社や自らの投資に与える影響を知りたい方
  • LIBORに代わる新しい指標の動向を知りたい方
  • 特に、米代替参照金利委員会 (ARRC) と担保付き翌日物調達金利 (SOFR) について理解を深めたい方
  • リスクフリーレートへの問題と解決策を知りたい方

プログラム

 1980年代からデリバティブ取引における代表的な指標金利の役割を担ってきたLIBORは、2017年7月に英国 Financial Conduct Authority (金融行動監視機構:FCA) のベイリー長官 (当時) から「2021年末にLIBOR廃止」の意向が発表されました。
 そして、2021年3月5日に、FCAから「LIBORの恒久的な公表停止予定・指標性喪失予定の時期等に関するアナウンス」があり、具体的に2021年末をもって米ドルを除くすべてのLIBOR、さらに米ドルについても1週間物、2か月物は12月末、その他のテナーは2023年6月末での公表停止が確定しました。 FCAのアナウンスと同時に、LIBOR運営機関であるIBA、デリバティブ契約を規定するISDA、そして各国当局がそれぞれ対応を発表し、いよいよLIBOR End Gameが具体的に動き出しています。
 これまで、本セミナーのシリーズでは、LIBOR廃止によって問題となるリスクフリーレートを中心に、LIBOR廃止による影響、LIBOR代替問題について、最近の情報をできるだけ取り入れて説明してまいりました。 今回のセミナーでは、FCAなど当局のアナウンスで具体的にあったスケジュールの解説と、シンセティックLIBORの問題、キャッシュ商品の契約 (tough legacy契約問題など) やそのリスク、先行する英国と米国の市場や移行についてのスケジュールや契約に関する状況などを、できるだけ新しい情報をもとに解説していきます。今後のデリバティブのリスク管理を考えるうえでも、重要なトピックです。

  • LIBOR廃止問題の概要
  • LIBORの恒久的な公表停止予定・指標性喪失に関する解説と主要国 (日、米、英) 当局の推奨や今後の様々なスケジュール
  • デリバティブ取引:ISDA Fallback、ProtocolとDefinition 、CMEやLCHで進むCCPが主導するDiscount curveの変更など
  • シンセティックLIBORやLIBOR代替とリスクフリーレート (RFR) 、ターム物RFRなど指標について
  • デリバティブ商品やキャッシュ商品などの状況 (円、ドル、英ポンド)
  • 質疑応答

講師

  • 猪田 義浩
    シグマベイスキャピタル株式会社
    フェロー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,000円 (税別) / 39,600円 (税込)
複数名
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)

割引料金のご案内

  • 団体受講割引
    法人のお客様からのお申し込みで、同一法人より2名以上同時参加される場合、1名あたり受講料を10%割引とさせて頂きます。
    1名あたり 32,400円(税別) / 35,640円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 64,800円(税別) / 71,280円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 97,200円(税別) / 106,920円(税込)
本セミナーは終了いたしました。