技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
本セミナーでは、分散、界面活性剤の基礎から解説し、分散剤の使い方、分散剤の簡易選定方法、分散体の簡易評価方法について詳解いたします。
現在、日本の種々の産業分野で超微粒子 (ナノ粒子) の活用研究が盛んに行われている。50数年前に提案された分散に関する基礎概念として“分散の三要素”という考え方がある。元々水系分散での概念であるが溶剤系分散を考える場合も十分に通用する概念である。三要素とは、【1】ぬれ性、【2】解きほぐし性、【3】分散体の安定性の三つを言う。この概念は非常に古い概念であるが最近の超微粒子粉体の分散にも適応できる分散の基礎概念である。この“分散の三要素”を使いこなすには界面活性剤の基礎・応用知識が必要となる。粉体の分散を考えるとき粉体の基本的な性状 (粒径、粒形、極性;親水性、疎水性等) の理解も必要となる。
これらの知識をもとに分散とは何か、分散剤とは何か、分散剤の使い方、評価・選定方法等分散について応用の効く基礎知識 (市販分散剤の実例等も含め) を説明する。
一方、分散溶媒によって分散の考え方が異なる。例えば水系で分散するのか、非水系で分散するのかでも分散剤の選定の方法、基準が異なる。分散媒として非水系の溶媒を使う場合、使用溶媒の極性が種々あることが溶媒として水を使う場合と大いに異なる。非水系溶媒では高極性溶媒、中極性溶媒、低極性溶媒と極性が大きく異なり溶媒の種類によっては分散剤が十分に働かないことが有る。ここに樹脂の極性が絡んでくると更に分散が困難になることが有る。水系、溶剤系での分散に関する基礎的な考え方をご説明したい。
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/5/10 | スプレードライヤ (噴霧乾燥) の基礎と実践および応用技術 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/5/10 | スラリーの分散状態の制御と調製、評価技術 | オンライン | |
2024/5/13 | 微粒子の分散安定化の基礎と実際 | オンライン | |
2024/5/14 | スプレードライ (噴霧乾燥) の基本原理、運転管理と実用総合知識 | オンライン | |
2024/5/16 | 金属・セラミックスの焼結技術 | オンライン | |
2024/5/16 | 導電性カーボンブラックの使用テクニック | オンライン | |
2024/5/17 | 化粧品粉体の基礎と表面処理 | オンライン | |
2024/5/22 | 界面活性剤入門 | オンライン | |
2024/5/23 | 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方 | オンライン | |
2024/5/23 | チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 | オンライン | |
2024/5/24 | 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 | オンライン | |
2024/5/27 | 粉体の付着・凝集・流動メカニズムとその評価、トラブル回避の考え方 | オンライン | |
2024/5/29 | 化粧品粉体の基礎と表面処理 | オンライン | |
2024/5/29 | 高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術 | オンライン | |
2024/5/29 | 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 | オンライン | |
2024/5/30 | 溶解度パラメータ (3D, 4DSP値) の基礎と活用技術 | オンライン | |
2024/5/31 | 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方 | オンライン | |
2024/5/31 | リチウムイオン電池電極スラリーの分散、混練技術とその最適化 | オンライン | |
2024/6/3 | 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 | オンライン | |
2024/6/4 | 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2009/6/30 | 液中ナノ粒子の分散・凝集特性とその評価 |