技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

デジタルヘルス事業の育成とPHR (Personal Health Record) の活用法

Zoomを使ったライブ配信セミナー

デジタルヘルス事業の育成とPHR (Personal Health Record) の活用法

オンライン 開催

開催日

  • 2020年7月31日(金) 11時00分 16時00分

プログラム

第1部 PHRがもたらす新たなRWDとその可能性

(2020年7月31日 11:00〜12:30)

 患者向けアプリケーション等の患者さんの状態を記録・管理可能なPHR (Personal Health Record) ツールは、患者のPRO (Patient Reported Outcome) の可視化や自己管理支援により治療を支援する。PHR Dataとして蓄積されるDataはPROや患者自身から記録される各種測定記録に加えて、EHR (Electronic Health Record) から検査値等一部のDataを、PHRを通じて患者さんへData集約する仕組みが整いつつある。EHRに加え、PROを収集可能なPHR Dataは既存のRWDとは違う新たなデータソースとなる可能性を秘めている。既存のEHRによるRWDとPHRで収集されるRWDの違いとその可能性について提案する。

  1. PHRとは?
  2. EHRによるRWDとPHRで収集されるRWDとの違い
  3. PHRがもたらす新たなRWDの可能性、活用法
    1. 疾患啓発への貢献
    2. 疾病管理/治療アウトカムへの貢献
    3. 医薬品適正使用への貢献
    4. 新しいエビデンス構築への貢献
    • 質疑応答

第2部 デジタルヘルスケア時代の製薬企業の事業育成

(2020年7月31日 13:30〜16:00)

 通信速度の向上 (4G~5G) 、ビッグデータの増加 (ZB) 、AIの向上、およびモバイルデバイスおよびSNSの進展などデジタル技術の劇的な向上を背景に、製薬企業の事業育成の方法に選択肢が広がっている。また、COVID – 19の影響下で、このようなデジタル技術の導入による事業育成が働き方改革の点では加速化されている。本講演では、製薬業界において、デジタル技術を活用した事業育成の特徴とトレンドを明らかにする。また、PwCが実施した国内でのサーベイ結果を実際に紹介しながら、デジタル技術の導入による事業育成の具体的な課題を受講者とのインタラクティブな会話により明らかにする。また、デジタル技術を活用した事業育成を促進するための組織の在り様についても示唆を示す。
 本講演では以下の点を受講者とインタラクティブに会話しながら進めます。

  • 製薬業界におけるデジタル技術による事業育成の特徴
  • COVID – 19 (コロナ禍) による事業育成への影響
  • 各分野でのデジタル技術による事業の育成を促進するための以下の4つ視点および、これらの視点の業界のトレンドについてサーベイ結果を参照しながら話します。
    • 働き方改革
    • 製造プロセス、開発プロセス改革
    • 顧客との関係の改革
    • 製品・サービス改革
  • デジタル技術による事業育成を促進するための組織設計の視点およびトレンドを業界のサーベイ結果を紹介しながら話します。
    • CDOおよびCDO組織の構造、業務範囲、役割 他

講師

  • 五百川 彰仁
    株式会社Welby 疾患ソリューション事業部
    副事業長 / 執行役員
  • 田畑 萬
    PwCコンサルティング合同会社
    Strategy&パートナー
  • 馬場 大輔
    PwCコンサルティング合同会社
    Strategy&パートナー
  • 石毛 清貴
    PwCコンサルティング合同会社
    Strategy&ディレクター

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/30 バイオ医薬品におけるタンパク質の凝集分析と処方決定までの具体的事例 オンライン
2024/7/30 医薬品不純物管理のための許容量 (PDE) 設定の基礎と実践 オンライン
2024/7/30 製造・品質試験/輸送・安定性試験/承認申請コース 全3コース オンライン
2024/7/31 Excelスプレッドシートの運用管理・バリデーション方法と信頼性確保と当局指摘事例 オンライン
2024/7/31 医薬品・部外品・化粧品分野で必要な品質管理/検査に役立つ化学分析の基礎 オンライン
2024/7/31 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2024/7/31 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2024/7/31 製薬用水設備の設計・バリデーション・適格性評価と管理 オンライン
2024/7/31 脂質ナノ粒子を用いた核酸・遺伝子送達技術の基礎と応用 オンライン
2024/7/31 GMP医薬品工場建設 (計画・設計・施工) およびバリデーションのポイント 東京都 会場・オンライン
2024/7/31 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2024/7/31 マイクロバイオーム創薬における生菌製剤化/開発技術と品質管理・有効性評価 オンライン
2024/8/1 GxP適合クラウドのCSV実践セミナー: SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価 東京都 会場・オンライン
2024/8/1 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/8/1 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2024/8/2 医薬品製造現場におけるQuality Culture醸成とCAPAの推進 オンライン
2024/8/2 バリデーション入門 オンライン
2024/8/2 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点 オンライン
2024/8/5 IPランドスケープの実践と社内普及のポイント オンライン
2024/8/5 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書