量子ドットの特性、合成・評価技術およびカドミウムフリー化、最新動向
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、量子ドットの特性から、合成法、評価方法、応用展開、カドミウムの規制動向、カドミウムフリー材料開発の現状、各メーカーの開発動向などを詳しく解説いたします。
開催日
-
2019年11月29日(金) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- 量子ドット蛍光体の技術者、開発者
- これから量子ドット蛍光体の開発に従事する方
- 新規テーマ探索/研究企画部門の方
修得知識
- 量子ドット蛍光体の特性、合成法、評価方法、応用展開
- カドミウムの規制動向
- 各メーカーの開発動向
プログラム
量子ドット蛍光体は、発光波長を任意に制御でき、かつ、波長幅の狭い (単色性の高い) 発光スペクトルを呈し、CdSeを使用した量子ドットディスプレイが既に市販されている。
本講演では、量子ドットの合成の具体例、評価・分析技術、カドミウムの使用規制の動向とカドミウムフリー化の基本的考え方、設計方法と現状の開発動向、各種発光素子への応用例をわかりやすく解説する。
- 量子ドットとは何か
- バルク半導体との違いは何か
- 量子ドットの作製方法
- 特長を活かせる応用展開
- 可視光発光材料としてのコロイダル量子ドット
- CdSeの特徴
- 合成法
- 合成の基本的考え方
- 合成の実例
- コア/シェル構造による発光特性の向上
- コア/シェル構造による発光特性の向上
- シェル材料の満たすべき要件
- シェル材料による被覆の実例
- 量子ドット蛍光体の評価・分析技術
- カドミウムの使用に関わるRoHS指令の動向
- カドミウムフリー材料開発の現状
- 候補材料は何か
- 満たすべき要件
- 材料探索に有効な量子サイズ効果のシミュレーションの方法
- III-V化合物半導体
- 合成方法
- InP系量子ドット蛍光体開発の現状と課題
- I-III-VI2化合物半導体
- I-III-VI2化合物半導体のポテンシャル
- (I-III-VI2)-(II-VI) 混晶半導体量子ドット
- CuInSe2量子ドット
- CuInS2量子ドット
- AgInS2量子ドット
- I-III-VI2系量子ドットの課題
- 新たな材料系
- ZnTe系混晶半導体
- 有機-無機ハイブリッドペロブスカイト
- カーボン量子ドット
- 量子ドットを用いた自発光素子
- 量子ドットLED (Q-LED)
- μ-LED
- 量子ドット蛍光体のマーケット、メーカー
- まとめ
講師
小俣 孝久 氏
東北大学
多元物質科学研究所
原子空間制御プロセス研究分野
教授
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
42,750円 (税別) / 47,020円 (税込)
複数名
:
22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 47,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
- 他の割引は併用できません。