技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

洗浄バリデーションにおける健康ベース曝露限界値を用いた残留評価基準設定

洗浄バリデーションにおける健康ベース曝露限界値を用いた残留評価基準設定

~根拠ある洗浄残留許容基準値の設定とその計算法~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年2月15日(木) 10時30分 16時00分

プログラム

 現状のPIC/Sにおける残留許容値の考えは、イーライリリー社の基準に基づいている。この場合の問題点と、EU – GMPで必要とされている健康ベース曝露限界値を用いる残留評価基準について紹介する。

  1. 洗浄しやすい効率的なサニタリーデザイン
    1. マルチパーパスプラントでの洗浄の位置づけ
      1. 原薬GMPガイドラインにおける洗浄
      2. 高薬理活性物質を扱う設備における洗浄
    2. 洗浄しやすい配管系とするための設計上のポイント
      1. 溜まり部の削減
      2. 分岐部L/Dと洗浄液量
      3. 配管切替え部
    3. 洗浄しやすい機器とするための設計上のポイント
      1. 釜内部、釜底弁
      2. 粉体投入部
      3. 高薬理活性物質を扱う封じ込め機器の洗浄
    4. 洗浄方法について
      1. CIP/COP/WIP
      2. 高薬理活性物質を扱う設備における定置湿潤 (WIP)
  2. PIC/S における残留許容値の内容
    1. イーライ・リリー社の評価基準
    2. デファクトスタンダードとしての位置づけ
  3. その詳細と問題点
    1. 0.1%投与量基準
    2. 10ppm基準
  4. 最近の規制・ガイドラインに見る動向
    1. EU-EMP
    2. ISPERisk-MaPP
    3. PDA TR29
    4. APIC
  5. 健康ベース曝露限界値を用いる残留許容基準
    1. 健康ベース曝露限界値の定義
    2. 持ち越し量の計算
  6. 今後の具体的な方策
    1. 洗浄の目標
    2. 持ち越し量上限の意味合い
    • 質疑応答

講師

  • 島 一己
    ファルマハイジーンサポート
    代表

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/26 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/26 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/26 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/6/26 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/26 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/6/26 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品向け: CTD-M2作成 / 規格及び試験方法と分析法バリデーション / 技術移転と同等性評価 (全3コース) オンライン
2024/6/27 CTD-M2 (CMC) 作成セミナー オンライン
2024/6/27 一般医薬品における有効期間を考慮した規格及び試験方法の設定と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2024/6/27 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 会場・オンライン
2024/6/27 新規モダリティ医薬の市場規模/薬価/売上予測と事業性評価 オンライン
2024/6/27 不確実性の高い医薬品の研究開発プロジェクトの事業価値評価に基づく意思決定とポートフォリオマネジメント オンライン
2024/6/27 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/6/27 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2024/6/27 開発段階における治験薬GMP-QA業務と有効期間設定・変更管理 オンライン
2024/6/28 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) 東京都 会場・オンライン
2024/6/28 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 東京都 会場・オンライン