技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ウェブの巻取りにおける不良対策とテンション制御技術

ウェブの巻取りにおける不良対策とテンション制御技術

愛知県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、スターデフェクト (菊模様) 、テレスコープ (タケノコ) 、ゲージバンド (永久ひずみ) 、巻取りシワ・折れの対策について解説いたします。

開催日

  • 2017年10月13日(金) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 紙・フィルム・ウェブを扱う担当者、搬送・巻き取りに関連する技術者、品質担当者
    • 薄膜太陽電池
    • リチウム電極箔作成
    • 有機EL
    • 電子デバイスの生産
    • フレキシブルプリント基板
    • ロール・ツー・ロールプロセス
    • 半導体材料・金属材料
    • フィルムの搬送
  • 紙・フィルム・ウェブ搬送・巻き取りで課題を抱えている技術者

プログラム

 スリッター機の基礎及び金属箔等のスリット方式、スリットに関連する巻取り理論 (ウエブコントロール) の基礎、不具合解決の為、原因要素の解明、特に巻取り不良「スターデフェクト (菊模様) 、テレスコープ (タケノコ) 、ゲージバンド (永久ひずみ) 」、巻取りシワ・折れについての解明を述べる。巻取りにおけるテンション制御理論の電気的制御論についても述べたい。

  1. スリッターとは?
    1. スリッター機の構造
    2. スリット方式
      1. 直線切り
      2. 屈曲切り
      3. 空中切り
      4. レーザー切り等
  2. 刃物及び不具合現象と解決法
    1. 刃物硬度と要求品質
    2. スリットの不具合現象と解決
    3. スリット材料の除塵方法
  3. 金属箔材料のスリット
    1. 屈曲切りによるスリット断面の改善」
    2. 電極材のスリットについて
  4. コンバーティングにおける巻取り理論 (物理的理論)
    1. テンション (張力) と制御
      1. テンションの決定
      2. テンションとトルクの関係
    2. テンション制御システムとアクチュエーター
      1. アクチュエーターとは
      2. 速度制御用アクチュエーター
      3. トルク制御用アクチュエーター
    3. テンション制御システムの構築
    4. 速度制御とトルク制御の関係
  5. 巻取り技術理論
    1. 巻取り方式
      1. 中心駆動巻取り
      2. 表面駆動巻取り
      3. コンビネーションドライブ
    2. 巻取りの不具合
      1. スターディフェクト (菊模様)
      2. テレスコープ (タケノコ)
      3. ゲージバンド (永久ひずみ)
    3. 巻取り不具合における内部応力理論
      1. 内部応力とは
      2. 固巻き状態の内部応力
      3. 軟巻き状態も内部応力
      4. 巻取り内部の釣合い条件式
      5. ALTMANNの内部応力理論
      6. HAKIELの内部応力理論
        1. 接線方向のヤング率
        2. 円周方向のヤング率
        3. 応力分布曲線
    4. 巻取りにおける空気巻き込みの影響
    5. 巻取りの内部応力の改善
      1. テーパーテンションの考え方
      2. ニップロールの考え方
      3. 内部応力改善におけるHAKIEL理論
      4. 最新巻取理論について
  6. 原反の折れ・シワについて
    1. 原反の入射法則
    2. シワの種類
    3. 折れ・シワの発生要因
    4. 非平行ロールでのシワについて
    5. ポワソン効果について
    6. ロール平行度と速度でのシワについて
    7. 張力と速度の関係におけるシワについて
    8. 原反の座屈と折れの発生における圧縮力
    9. 折れ・シワとロール上での摩擦力との関係
    10. ロール付近での空気巻き込み理論
    11. 折れ・シワの改善
      1. マイクログループローラ
      2. 分離・拡張機能ローラ
  7. スリッター要員の教育

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち

11F 1105

愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
愛知県産業労働センター ウインクあいちの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。