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実務振動技術入門と振動吸収装置の設計のしかたと技術ノウハウ (入門~実務)

実務振動技術入門と振動吸収装置の設計のしかたと技術ノウハウ (入門~実務)

神奈川県 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年10月5日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 振動・騒音に関連する製品の技術者、研究者、開発者、品質・信頼性保証担当者
    • 車両
      • 自動車
      • 二輪車
      • 産業車両
      • 鉄道
    • 工作機械
    • 電子機器
    • 構造物・建築物
      • プラント
      • 工場
      • 建築
      • 建材
    • 各種ファン
    • ポンプ
    • 回転機械
      • エンジン
      • タービン
      • 洗濯機
      • 分離機
      • ろ過機
      • 空調設備
      • 洗浄機
      • コンプレッサ
      • 攪拌機
      • 給油装置
      • 過給機 など
  • 防振材、防振ゴムなどの技術者、研究開発者
  • 騒音・振動などの環境測定に携わる技術者

修得知識

  • 振動の基礎
  • 動吸振器の設計
  • 動吸振器の実例
  • LabVIEWの基礎

プログラム

 振動問題というと、真っ先に共振のことを考えるかたが多いのではないでしょうか?それくらい共振は あちこちで問題を引き起こしています。
 本テキストでは、技術的に共振を判別するための理論と、どのようにしたら技術的に正しく共振を測定できるかについて、実務的見地からわかりやすく解説しています。このとき測定対象物に非線形性が強いと理論に裏付けされた測定データを取得できません。換言すると、再現性のある測定データが取得できず、どのデータが技術的に合っているのか判断できず困難な状況に追い込まれてしまいます。
 このようなときどのようにすればよいのかについても20年以上のこの分野の技術コンサルタント実績に基づいた技術ノウハウをわかりやすく解説致します。
 また、共振対策として有効な動吸振器についての簡易的設計方法と最適設計理論による設計方法を解説し、動吸振器設計のためのコンピュータ・シミュレーションについてもデモを行い、多くの実例をご紹介しながら、実務にどのように役立てて応用すればよいかイメージできるようにわかりやすく解説致します。
 セミナーの最後に約10分間ほど、基本的にパソコン上にどのような測定器 (標準仕様~特殊仕様) でも作成でき、実行ファイルにすることができるLabVIEW (ラボビュー) というソフトをご紹介し、講師の経験に基づく有効活用法、成果の出し方などのノウハウについても解説致します。
 本セミナーを受講すれば、自分が今まで思ってもいなかった実にさまざまな振動低減に振動吸収装置としての動吸振器が活用できるということが理解でき、まさに目からうろこだと思います。
 特に振動問題で困っておられる方々には必要不可欠の内容になっています。

  1. 固有振動数とは? 共振とは?
    • 百聞は一見にしかず! – ビデオを使用して分かりやすく解説 –
    • 固有振動数、共振について、短刀直入なワンポイント解説を致します!
  2. 振動の基本について
    1. 波についての基本用語についての基本的な解説
    2. 波と表す数式についての基本的な解説
  3. 卓越振動数と固有振動数の違い
    • 卓越振動数は耳慣れない言葉かもしれませんが、振動においては大変重要な概念です
  4. 技術的に正しい固有振動数の求め方
    - 周波数応答関数から –
    1. まずは理論的に考えてみよう!
      • 運動方程式をラプラス変換してからフーリエ変換してみよう!
        (ラプラス変換とフーリエ変換についても分かりやすく解説します)
    2. 周波数応答関数とその計測システム
    3. 上記から得られるゲインとフェーズを理解しやすくするために図にしてみよう!
    4. 周波数応答関数を測定するためにインパルスハンマーも使用するが、
      「ハンマーで叩いて加振」なんていう方法でいいのだろうか?
    5. 加振器 (Exciter) による振動試験とは?
    6. 同時多点振動計測とは?
    7. 自動車ボディーの周波数応答関数の計測システムの例
    8. 実際の周波数応答関数の測定データから共振周波数であるかないかを検証してみよう!
      コヒーレンス関数とは?
    9. 周波数応答関数にはいろいろな種類がある
  5. 振動吸収装置としての動吸振器 〈ダイナミックダンパー〉
    1. 動吸振器とは?
    2. ラフな動吸振器の設計と問題点
    3. 最適設計法による動吸振器
    4. 動吸振器の設計シミュレーションソフト (当社オリジナル) で動吸振器を設計してみよう! (講師のみが実施)
    5. 動吸振器の各種実例
    6. 現場での動吸振器のチューニングしやすくするための設計とは?
    7. すぐに役立つ実用振動設計の計算のしかた
    8. すぐに役立つ実用振動設計の計算例 (問題と解答)
  6. LabVIEW (ラボビュー、パソコン上に測定器を作成するソフト) と
    LabVIEWを使用した手っ取り早い成果の出し方のノウハウ
    1. LabVIEWとは?
    2. LabVIEWの手っ取り早い活用のしかたと成果の出し方を解説 (講師のみが実演)
  7. 質疑応答

講師

会場

おだわら市民交流センター (UMECO)
神奈川県 小田原市 栄町1丁目1番27号
おだわら市民交流センター (UMECO)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 27,000円 (税別) / 29,160円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,440円 (税込)

割引特典について

  • アイトップからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 案内登録を希望する方は、1名につき 18,000円 (税別) / 19,440円 (税込)
    • 案内登録を希望しない方は、1名につき 27,000円 (税別) / 29,160円 (税込)

持参品

計算例題がありますので、関数電卓をご持参下さい。