技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ワクチンの販売拡大に向けたプロモーション活動のポイント

ワクチンの販売拡大に向けたプロモーション活動のポイント

~ワクチン定期接種化に向けた費用対効果の要件とは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年9月21日(水) 10時00分 15時40分

プログラム

第1部. ワクチン定期接種化に求められる費用対効果の要件

(2016年9月21日 10:00〜11:30)

第2部. 認知度向上に向けたプロモーション活動のポイント

(2016年9月21日 12:20〜13:50)

新しいワクチンの接種モチベーションを向上させるためには、「予防」による身体的、医学的意義や価値のアピール、認知だけでなく、「予防」の概念を“健康に生きる”“自分らしく生きる”ということとリンクさせて、より〈自分ごと〉にすることが不可欠です。
  1. ワクチンのプロモーションに立ちふさがるハードル
    1. スケジュールのハードル
    2. こころのハードル
    3. 社会的なハードル
  2. 認知度向上のための2つの方向性
    1. 医学的意義 (Rational) からアプローチする
    2. 精神的意義 (Emotional) からアプローチする
    3. どちらに重きを置くべきか?長期的/短期的視点によるちがい?
  3. 認知を行動につなげるために
    1. 「理解」しても「行動」しない日本人
    2. 〈自分ごと〉化するためのポイント
    3. 行動を起こすには、背中を押してくれるヒト・コト・タイミングが必要だ
    • 質疑応答

第3部. 国内外における癌ワクチン開発の現状と患者のニーズ、市場導入計画について

(2016年9月21日 14:10〜15:40)

 免疫チェックポイント阻害剤を中心に癌免疫療法の開発が加速されているが奏効率は15~25%程度である。奏効率を上げる為には先に癌特異的免疫反応を誘導しておく必要があり、その為にも癌ワクチンの必要性が論じられている。我々は主として樹状細胞を用いた癌ワクチンの開発に従事してきた。
 本講演では、自験例も含めて国内外での癌ワクチン開発の現状につきレビューし、患者のニーズ及び市場導入計画について議論したい。

  1. 国内外での癌ワクチン開発の現状
    1. ペプチドワクチン、細胞を用いたワクチン、変異抗原 (Neoantigen) を用いたワクチン、遺伝子導入技術を用いたワクチン等
    2. (複合免疫療法) 癌ワクチン+免疫チェックポイント阻害剤の併用療法
    3. (複合免疫療法) 癌ワクチン+化学療法や放射線治療等との併用療法
  2. WT1抗原パルス樹状細胞を用いた癌ワクチンの開発
    1. WT1パルス樹状細胞ワクチンの開発 (基礎研究)
    2. WT1パルス樹状細胞ワクチンの開発 (臨床研究)
    3. 今後の展開
  3. 患者のニーズと市場導入計画
    1. 標準治療だけで充分な癌患者の利益が得られているか、
    2. 癌免疫療法で利益が得られる患者様とは、
    3. 市場導入計画~樹状細胞がんワクチン (再生医療等製品) の治験~
    • 質疑応答

講師

  • 池田 俊也
    国際医療福祉大学 薬学部
    教授
  • 北川 潤之介
    一般社団法人ガラパゴス・トーキョー・ジャパン
    代表理事
  • 岡本 正人
    北里大学 薬学部 先端免疫治療学講座
    特任教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/6 生物薬品 (バイオテクノロジー応用医薬品等) におけるCMC開発戦略と開発ステージに応じた対応 オンライン
2024/11/6 バイオ/抗体医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/11/6 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2024/11/6 医薬品中の元素不純物分析のデータ試験・管理及びPMDA等の対応ポイント オンライン
2024/11/7 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/11/7 将来の環境や戦略を踏まえた医薬品売上予測 オンライン
2024/11/8 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/11 品質管理のための統計的モデリングと予測手法 オンライン
2024/11/11 医薬品製造・試験における電子化・DXの推進による課題解決、MES・LIMS等の導入と活用、データインテグリティの確保 オンライン
2024/11/12 ICH M7変異原性不純物/ニトロソアミン不純物対応コース オンライン
2024/11/12 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2024/11/12 ICH M7 (変異原性不純物) ガイドラインとエキスパートレビューにおける変異原性評価・判断の考え方 オンライン
2024/11/12 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2024/11/12 非GLP試験における信頼性確保 オンライン
2024/11/12 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/13 実務に役立つ医薬品GCP入門講座 オンライン
2024/11/13 実験室における高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対応と区分による要求レベル オンライン
2024/11/13 ニトロソアミン不純物/NDSRI分析・評価手法と留意点 オンライン
2024/11/13 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/14 責任役員 (上級経営陣) にむけたGMP、GQP教育訓練と法令順守体制の整備 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書