技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

次世代自動車用高分子材料の課題と展望

次世代自動車用高分子材料の課題と展望

~次世代自動車の動向・材料の信頼性・要求特性・期待と展望~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、軽量化、高級化、低環境負荷化等など、自動車を取り巻くトレンドを踏まえて樹脂材料への要求特性を解説いたします。

開催日

  • 2016年7月4日(月) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 高分子材料が今後どのように使われていくか戦略的に考えるマネージャー
  • 実務としてプラスチック部品を設計、開発、製造している担当者

修得知識

  • 温暖化防止に向けた日本の2050年の姿 (次世代自動車)
  • 次世代自動車に期待される高分子材料について
  • リコールを起こさないようにするための材料信頼性の確立方法

プログラム

 地球温暖化を防ぐ方策としてハイブリッドや電気自動車のような次世代車が注目されている。将来の自動車のために高分子材料には何が求められるであろうか。電動化に対して、および軽量化に対して効果的な使い方とは。燃料電池車は温暖化防止の切り札になるのだろうか。
 一方、自動車の起こすリコールは高分子に起因する例が意外に多い。高分子が関わる不具合現象はテストコースの耐久走行でも見つかることはほとんどない。このような不具合を起こさず新たに適用していくにはどうすれないいのか、その考え方とその仕組みについても紹介する。

  1. 自動車を取り巻く環境とニーズの変化
  2. 温暖化防止に対する世界の動きと日本の取り組み
  3. 温暖化防止に対する自動車の取り組み
    1. 次世代車の現状と特徴
    2. 温暖化防止への2つの方策
  4. 電動化に対しての高分子材料の課題
    1. 二次電池に使用される高分子材料
    2. 熱制御のための高熱伝導絶縁材料
  5. プラスチックによる効果的な軽量化の例
    1. モジュール化による軽量化
    2. CFRPによる軽量化効果
    3. 接着剤により金属材料の活かし方
  6. 次世代車の今後の動向、燃料電池車は?
  7. 自動車の市場不具合はなぜ起きるのか
    1. リコールを起こした事例
    2. 高分子材料が起こす市場不具合の特徴
  8. 自動車で市場不具合を出さないようにするには
    1. 定量的な寿命の考え方
    2. 信頼性確認プロセスの実際 (材料DR)
  9. 今後の自動車用高分子材料のあり方

会場

大阪産業創造館

5F 研修室E

大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/28 樹脂成型の知識 オンライン
2024/5/28 プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法 オンライン
2024/5/28 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 オンライン
2024/5/28 分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開 オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/29 次世代バイオプラスチックの台頭と破壊的イノベーションのすすめ オンライン
2024/5/29 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン
2024/5/29 EUVレジスト材料開発と評価・プロセス技術 オンライン
2024/5/29 高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術 オンライン
2024/5/29 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン
2024/5/30 高分子材料の劣化 オンライン
2024/5/30 溶解度パラメータ (3D, 4DSP値) の基礎と活用技術 オンライン
2024/5/30 EV用モータの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 エポキシ樹脂の基礎と設計・制御・評価・応用技術の必須知識 オンライン
2024/5/30 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) オンライン
2024/5/30 高分子材料の構造・物性とラマン・赤外分光法による評価 オンライン
2024/5/30 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2024/5/30 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/5/31 電動化 (EV駆動等) モータと回路基板の高電圧化・高周波化・熱対策に向けた、樹脂材料開発と絶縁品質評価技術 オンライン
2024/5/31 樹脂のレオロジー特性の考え方、成形加工時における流動解析の進め方 オンライン

関連する出版物