高分子アクチュエータの研究開発動向と応用展開
~評価法、材料の選択と性能改善に向けた最新の研究開発動向と応用への取組み / ナノカーボン高分子アクチュエータの開発と性能向上~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、講師が開発しているナノカーボン高分子アクチュエータの研究開発を通して、高分子アクチュエータに関する最近の研究開発動向や課題、応用への可能性について紹介いたします。
開催日
-
2016年4月21日(木) 13時00分
~
16時30分
受講対象者
- 高分子アクチュエータ・ EAP ・誘電エラストマー・人工筋肉の応用分野の技術者、開発者、研究者
- 機械
- アクチュエータ
- ポンプ
- モータ
- ブレーキ
- ロボット
- 位置決め
- 電子機器
- センサ
- 携帯用オートフォーカス・ズーム機構
- 大型平面ディスプレィ
- スピーカー
- 携帯電話向けバイブレータ
- ノイズリダクション・システム
- MEMS/MEMS EAPスイッチ
- EAPアパチャー
- EAPバルブ
- 医療機器・医療用器具
- エネルギー・ハーベスティング
- 高効率人工筋肉発電システム
- エナジーシューズ
- 化学反応を利用した人工筋肉発電
- 潮力発電・風力発電 など
- 高分子アクチュエータ・ EAP ・誘電エラストマー・人工筋肉に関連する技術者、研究者
- 高分子アクチュエータで課題を抱えている方
- これから高分子アクチュエータに携わる方
修得知識
- 高分子アクチュエータの種類や分類
- 電気活性高分子アクチュエータに関する知識
- ナノカーボン高分子アクチュエータの作製と評価
- ナノカーボン高分子アクチュエータの性能改善と問題点
- 高分子アクチュエータの応用
プログラム
近年、電子機器や医療診断機器の高性能化・高機能化が進み、よりコンパクトで携帯性に優れた機器に対するニーズが高まっています。従来、これら機器の動力源としてモーターやピエゾ素子のような金属や無機材料で構成されたアクチュエータが用いられていましたが、機器の小型化、薄型化に加え、低消費電力での使用が求められるなか、新たな動力源として軽量で加工性に優れ、筋肉のように、柔らかく、自由に動く高分子アクチュエータが注目されています。
高分子アクチュエータは、pH、光、温度、磁場、電場など様々な外部刺激に応答して変形しますが、電場に応答して変形する高分子アクチュエータは、電気活性高分子 (Electroactive polymer (EAP) ) アクチュエータと呼ばれ、変形応答の逆応答を利用すると発電も可能であることから、センサや再生可能な次世代エネルギー源としても注目されています。
本セミナーでは、我々が研究に取り組んでいるナノカーボン高分子アクチュエータの研究開発を通して、高分子アクチュエータに関する最近の研究開発動向や課題、応用への可能性について紹介します。
- はじめに
- 高分子アクチュエータとは
- 高分子アクチュエータの分類
- 電流駆動型高分子アクチュエータ
- 電圧駆動型高分子アクチュエータ
- ナノカーボン高分子アクチュエータの基礎
- なぜカーボン材なのか
- 様々なカーボン材
- アクチュエータの構成と製法
- アクチュエータの評価法
- ナノカーボン高分子アクチュエータの駆動原理
- 電極は伸びているのか、縮んでいるのか
- 等価回路解析
- 変位の戻り現象
- ナノカーボン高分子アクチュエータの性能改善
- 電解質材料
- 電極材料
- 電極への添加物効果
- 耐久性の改善
- 高分子アクチュエータの応用
- 医療関連機器への応用
- 触覚デバイスへの応用
- 発電デバイスへの応用
- ホビーへの応用
- 高分子アクチュエータの課題と展望
講師
杉野 卓司 氏
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
無機機能材料研究部門
ハイブリッドアクチュエータグループ
主任研究員
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
:
20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
- 他の割引は併用できません。