技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ドラッグリポジショニング事例および医薬品のライフサイクル延長の裏側と各社戦略事例検討

研究・開発、事業開発、知財関係者のための

ドラッグリポジショニング事例および医薬品のライフサイクル延長の裏側と各社戦略事例検討

~新医薬品につながるDRやLCM戦略を「自ら発想し、提案できる力」を養う~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは、研究・開発,事業開発,知財関係者がライフサイクル延長や新しい医薬品につながるドラッグリポジショニングやLCM戦略を「自ら発想し,提案できる力」を養うセミナーです。

開催日

  • 2016年1月22日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 各社のドラッグリポジショニング/LCM戦略事例検討
    • 特許戦略と係争事例に学ぶ~成功例、失敗例その原因分析に学ぶ
    • 実際の先発メーカー各社のドラッグリポジショニング/LCM戦略~先発メーカー各社の医薬品の実例とその裏側
    • ジェネリックメーカーの智慧に学ぶ
    • バイオ関連特許の判例とドラッグリポジショニング/LCM戦略
  • 研究面から見たリポジショニング/LCM戦略
  • ドラッグリポジショニング/LCM戦略に対する発想と気づき

プログラム

 ドラッグリポジショニング (DR) に関しては、各社で専門の部門を立ち上げたり、研究のテーマとして取り組んでいる動きも出てきました。また、医薬品のライフサイクルマネジメント (LCM) 、ライフサイクル延長戦略は、企業戦略として大きな位置づけを占めているといってよいでしょう。
 先発メーカーによるDR/LCMを意識した賢い戦略事例、逆に後発メーカーによる先発メーカーの戦略網の不備を巧みに突いた事例など気づけない事例も多数あります。たった一つのことばの不備が巨額の損失につながり、研究者の素晴らしい研究が「一瞬にして徒労に帰す」笑えない例もあります。
 DRやLCMの成功のためには、潜在的な競争に勝つことが必要です。したがって、たとえばDR/LCMに適用する薬剤とその適応症を選択するには、知的財産の存続期間や再審査期間を考慮した慎重かつ戦略的な検討が必要です。これは、知的財産戦略のみで可能なわけではなく、綿密な研究開発戦略、事業開発戦略と相まって達成されるものです。
 論文その他の情報に接したとき、それをDR/LCMに活かせる発想ができるか?他社の事例を自社の例や別の医薬品に応用できるか?本セミナーは、研究・開発、事業開発、知財関係者がライフサイクル延長や新しい医薬品につながるドラッグリポジショニングやLCM戦略に対する気づきと提案力を養います。

  1. 研究周辺環境の変化と第二次業界再編の津波
    1. 創薬、開発研究のカルチャーの変化と第二次業界再編の津波
    2. 開発中止理由の変化と研究戦略の変化
    3. 薬事行政の変化、薬価の制度の変化、後発医薬品の承認方針の激変、ほか
  2. ドラッグリポジショニング/LCMに関する基礎知識
    1. 法律と審査基準
    2. 特許制度 (研究者に直接関係する特許法条文)
    3. 医薬再審査制度・データ保護期間
  3. ドラッグリポジショニングのチャンスを見逃すな
    1. 既存の医薬品の場合
    2. 臨床開発中の薬剤の場合
    3. 臨床試験で開発中止となった薬剤の場合
    4. 商業的な理由で中止となった薬剤の場合
    5. 緊急な需要で市販された医薬品の場合
    6. 大学および公共研究施設から見出された薬剤の場合ほか
  4. 各社のドラッグリポジショニング/LCM戦略事例検討
    1. 特許期間延長制度
      • 日・米・欧3極の特許期間延長制度
      • 製剤特許、用途特許、用法・用量特許、併用・配合剤の期間延長問題
    2. 実際の各社のドラッグリポジショニング/LCM戦略
      • ドラッグリポジショニング/LCM戦略の中で事例を紹介し、自社医薬品への応用を促す。
        また、落とし穴から学び、戦略を再度見直す。研究面から見たDR/LCM
      • 薬理作用面から見たリポジショニング/LCM戦略
        用途特許など
      • 薬物動態面から見たリポジショニング/LCM戦略
        用法用量特許など
      • 製剤 (投与経路、添加物等を含む) 面から見たリポジショニング/LCM戦略
        製剤特許、塩特許、結晶多形特許
      • 配合剤の面から見たリポジショニング/LCM戦略ほか
    3. ジェネリックメーカーの智慧に学ぶ
      • 先発特許明細書の読み込みポイントと知財洞察力を学び、自社特許の落とし穴を発見する力を養う。
    4. バイオ関連特許の判例とドラッグリポジショニング/LCM戦略
      • バイオシミラーの承認申請とバイオ後発品
      • バイオシミラーと特許事例
      • 生物関連発明の審査基準ほか
    5. ドラッグリポジショニング/LCMと薬価戦略
      • 高薬価 (満足できる適正な薬価) を獲得するには?
  5. ドラッグリポジショニング/LCM戦略に対する発想と気づき
    • 研究・開発関係者,事業開発関係者,知的財産関係者の協力から生み出される知恵に学ぶ
    • 論文・他社事例からドラッグリポジショング/LCM戦略に対する発想に結びつけられるか
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 嶋田 薫
    ラクオリア創薬 株式会社
    研究開発エグゼクティブ・ディレクター

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

6F 中会議室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/8/1 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2024/8/2 知財戦略の基礎と策定から実践のポイント オンライン
2024/8/2 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点 オンライン
2024/8/6 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練/文書管理における逸脱防止のノウハウ オンライン
2024/8/6 正確でロジカルかつ説得力のある販売予測の進め方 オンライン
2024/8/29 3極 (日欧米) GCP査察・社内監査の事例と指摘解決・予防にむけたQMS実装と品質管理手法 オンライン
2024/8/29 実際に起こった不具合や解決方法、注意点で学ぶスケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方 オンライン
2024/8/29 QA部門必修の承認書と製造実態・記録類との齟齬確認と点検方法 オンライン
2024/8/29 Beyond-The-pill/Around-The-Pillにむけた業界動向とアイデア創出のA・B・C オンライン
2024/8/30 進歩性の意味、理解できていますか? オンライン
2024/9/9 パテントマップの作成とそれを用いた開発・知財・事業戦略の策定と実践方法 京都府 会場
2024/9/20 記載要件に基づいて特許を読み込めますか? 書けますか? オンライン
2024/9/27 医薬品の多様性を考慮した外観目視検査における要求品質の明確化と異物低減対策の具体的ポイント オンライン
2024/9/27 事例解説から学ぶ日常業務の効率化とその実施の信頼性確保 オンライン
2024/9/27 ファーマコメトリクス/クリニカルファーマコメトリクス オンライン
2024/10/30 GMP対応工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (全2コース) オンライン
2024/10/30 GMP対応工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2024/10/30 GMP対応工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2024/10/30 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン

関連する出版物

発行年月
2009/2/5 国内自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/2/5 自動車ゴム製品12社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/2/5 国内自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/2/5 自動車ゴム製品12社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/2/5 ガス業界16社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/15 工作機械メーカ 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/15 ヒートアイランド対策 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/15 工作機械メーカ 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/15 ヒートアイランド対策 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/5 東レGと帝人G分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/5 花王 分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 東レGと帝人G分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 日産自動車分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/5 日産自動車分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 花王 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/11/1 フレキシブル電子デバイス 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/11/1 フレキシブル電子デバイス 技術開発実態分析調査報告書
2008/9/1 半導体製造用炭化ケイ素 技術開発実態分析調査報告書
2008/9/1 半導体製造用炭化ケイ素 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/7/10 携帯機器用燃料電池 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)