技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、スクリーン印刷のプロセス技術としての特長やその適用工法、そしてそのメカニズムやプロセスの適正化の手法をわかりやすい理論に基づいて解説いたします。
スクリーン印刷は、ゴム製のスキージと反発力のあるスクリーンメッシュを使用する特殊な印刷方式であることから他の印刷工法に比べて安定した印刷が可能であり、汎用性が高いと言える。しかしながらこれまでは、汎用性があまりにも高すぎるためにインクと版を適正化しないで利用されることも多く、その結果、管理が困難で印刷品質が低い工法であると思われることも多い。さらに、スクリーン印刷の原理やメカニズムに対しても、思い込みによる間違った考えや迷信のごとき対処法が広く蔓延している。 (例えば、インクの「TI値」で印刷性能を判断する。インクのローリングの力で版開口部にインクが充填する などの間違い)
約25年前、スクリーン印刷に本格的に関わり、この技術を深く理解しようとしたが、スクリーン印刷に関して「納得できる整合性のある理論や考え方が世の中には存在しない」事に気が付いた。このため、「スクリーン印刷にも正しい理論、管理手法が必ずあるはず」との思いから 自身でいわゆる「ペーストプロセス」の考え方の仮説を立て、長年にわたり検証、修正を続けてきた。そして技術コンサルタントしての15年間で多くのクライアントに対し試行し、この考え方が現実的に有効であるとの自信を深めることができるようになった。 (既存の理論や考え方と多くの点で異なっているが、整合性がある理論であると自負している。)
不具合が発生した時に「これ以上管理できないのはしょうがない」と考えるか「不具合の原因が必ずあるはず」と考えて対策を施すかは、スクリーン印刷に対する信頼の深さにより対応が異なる。「ペーストプロセス」の考え方では、後者の立場に立って、徹底的な原因究明を行い、併せてインクの粘弾性を適正化することがもっとも重要であると考える。
近年、スクリーンメッシュ、版そしてインクやスキージの技術進歩には著しいものがある。高品質スクリーン印刷は、版とインクを適正化すれば、最も安定して利用できる印刷工法であり、だれでもが実践できる環境が整ったと言える。また、高品質スクリーン印刷の条件の多くは、いわば「前提条件」であり、なぜこれを使うか、なぜこの条件するかが正しく理解できれば、プロセスの最適化は困難ではない。
本講義を受講した後、スクリーン印刷が信頼できる印刷工法であると考えを新たにし、最適なプロセスの構築と適正化を実践していただくことを期待する。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/1/17 | スクリーン印刷の条件最適化とトラブル対策 | オンライン | |
2025/2/17 | スクリーン印刷技術の基礎および印刷不良原因と対策 | オンライン | |
2025/2/28 | スクリーン印刷の基礎と実践的な高品質印刷プロセス構築手法 | オンライン | |
2025/3/14 | スクリーン印刷の基礎と実践的な高品質印刷プロセス構築手法 | オンライン |
発行年月 | |
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2020/10/29 | 最新ディスプレイ技術トレンド 2020 |
2019/10/30 | 最新ディスプレイ技術トレンド 2019 (ebook) |
2015/6/30 | 導電性フィラー、導電助剤の分散性向上、評価、応用 |
2012/3/1 | インクジェット技術入門 |
2011/9/1 | スクリーン印刷 技術開発実態分析調査報告書 |
2010/11/1 | 印刷業界6社 技術開発実態分析調査報告書 |