技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

スマート農業 に『求められること』と『技術・効果・ビジネス・市場・施策』の最新動向

スマート農業 に『求められること』と『技術・効果・ビジネス・市場・施策』の最新動向

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年9月8日(火) 10時15分 16時30分

プログラム

第1部 農業ICTによるイノベーション

(2015年9月8日 10:15~11:15)

農業は、わが国の成長戦略の柱のひとつとして、業界全体で変革に向けた動きが活発化しています。富士通は、「豊かな食の未来へICTで貢献」をコンセプトに、企業的な農業経営スタイルへの変革を支援する食・農クラウド Akisaiを提供しています。 本講演では、ICT農業の実践について事例を中心にご紹介します。
  1. 富士通の食・農分野への取り組み
  2. 食・農クラウドAkisaiの全体体系
  3. 企業的農業経営を支える生産管理
  4. 日本型の先進施設園芸の実現
  5. 自社実践の取り組み
  6. スマートアグリカルチャーという産業創出に向けて

第2部 自然の力を利用したパッシブハウス型農業プラントのご紹介

(2015年9月8日 11:25~12:25)

2014年10月にパナソニック株式会社エコソリューションズ社より発売された「パッシブハウス型農業プラント」のご紹介。植物の生育に必要な光・水・風などの自然の力を利用して、省エネルギーでハウス内の環境を制御するローテクを駆使した農業用ビニルハウスのご紹介。

  1. 本施設「パッシブ型農業プラント」の方向性について
    1. 課題認識
    2. 本施設のコンセプト
    3. 本施設の概要
    4. 生産者への提供価値
  2. 商品・技術説明
    1. 施設の全体像
    2. 環境制御システムの特徴
    3. エンジニアリング技術の特徴
  3. パッシブ型農業プラント栽培結果

第3部 中小規模農業がスマート農業に求めているハード・ソフトと開発・採用動向

(2015年9月8日 13:05~14:05)

東日本大震災で顕在化した農業における高齢化に対する課題、TPP等の農産物の輸出入の拡大による生産性や価格競争の波は、中小規模農家にも確実に迫っている。
本講座ではそのような中で、中小規模農業における課題とスマート化に込められた期待値や具体的な要件について紹介する

  1. 中小規模農業の現状
  2. 生産作物と課題
  3. 事業環境と課題
  4. 必要とされるITの概要
  5. カメラシステム
  6. センサーネットワーク
  7. ビックデータとアノテーション

第4部 植物工場ビジネスのリスクと成功の勘所

~完全制御型植物工場における新しい植栽植物の可能性~

(2015年9月8日 14:15~15:15)

植物工場成功の秘訣は、「ちゃんとできる」「安くできる」「きちんと売れる」に集約される。
本講座では、植物の薬効や機能性に注目し、閉鎖型植物工場での新しい高付加価値植物の可能性と、それを生産するための栽培システムの構築ノウハウに言及する。

  1. 植物工場ビジネスの目的
    1. 植物工場ビジネスの本質
    2. 植物工場とは?
    3. 植物工場の種類
    4. 植物工場のコスト構造
  2. 植物工場のフィジビリティ・スタディー
  3. 生産の構造
  4. 販売の構造
  5. 植物工場を構成する要素技術
    1. 人工光源
    2. 養液環境
    3. 環境制御装置
    4. 栽培技術
  6. 事業採算性の確保
    1. 何を作るか?
    2. どこに売るか?
  7. 高付加価値植物
    1. 高付加価値植物とは?
    2. 高付加価値植物の種類とマーケット動向
      1. 薬草
      2. 医薬品原材料
      3. 健康食品・サプリメント原材料
      4. 化粧品原材料

第5部 農業ロボットの研究・実証・施策・標準化動向と実用化に向けた課題および世界市場

(2015年9月8日 15:25~16:25)

 深刻な労働力不足を抱える日本農業を再生させるためにはロボット技術の導入が不可欠である。また、日本農業が抱えている労働力不足は欧米・新興国でも共通であり、農業ロボットは国際的に高いニーズがある。
 本講座では農業のロボット化の現状と課題そして将来像、さらに農業ロボットの海外展開の可能性について解説する。

  1. 日本農業の現状と課題
  2. 農業ロボットの現状
    • 完全無人システム
    • 無人・有人協調作業システム
    • 準天頂衛星システム
    • 農林水産省「農林水産業におけるロボット技術導入実証事業」
  3. 農業ロボットの実用化・普及に向けた課題
    1. 安全性、規制緩和
  4. 農業ロボットの将来像
    1. ネットワークロボット、マルチロボットシステム
  5. 農業ロボットの海外動向
    1. 世界の農業事情
    2. オーストラリアにおけるロボットトラクタ実証試験
    3. 小型ロボットのニーズ
    4. 世界市場

講師

  • 若林 毅
    富士通 株式会社 イノベーションビジネス本部 ソーシャルイノベーションビジネス統括部
    シニアディレクター
  • 谷澤 孝欣
    パナソニック 株式会社 エコソリューションズ社 本社直轄部門 事業開発センター アグリ事業推進グループ
    主幹
  • 菊池 務
    トライポッドワークス 株式会社
    代表取締役常務
  • 松尾 誠也
    アグリビジネスコンサルタント
  • 野口 伸
    北海道大学 大学院 農学研究院 生物生産工学分野 ビークルロボティックス研究室
    教授

会場

連合会館

4F 402会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,111円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 36,111円 (税別) / 39,000円 (税込)

案内登録割引・複数名同時申込割引

S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • STbook会員登録を希望する方
    2名様まで 43,796円(税別) / 47,300円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 33,796円(税別) / 36,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,796円(税別) / 47,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 43,796円(税別) / 47,300円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 77,592円(税別) / 83,800円(税込)
  • STbook会員登録を希望しない方
    2名様まで 46,111円(税別) / 49,800円(税込) で受講いただけます。
    追加1名あたり 36,111円(税別) / 39,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 82,222円(税別) / 88,800円(税込)
本セミナーは終了いたしました。