モデル動物の開発とそれを活用した病態解析によるドラッグターゲットの探索法とは
認知症予防のメカニズムと次世代治療薬開発
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、認知症予防のメカニズムと次世代治療薬開発について詳解いたします。
開催日
-
2015年7月30日(木) 10時30分
~
16時30分
プログラム
第1部. 認知症予防に期待される新しいワクチン
(2015年7月30日 11:00〜12:30)
アルツハイマー病は、脳内にアミロイドβというタンパク質が蓄積して老人斑を形成し、神経細胞が死んで行く病気である。これを防ぐために、新しい食物ワクチンを開発したが、そのあたりの事情を説明したい。
- 認知症の分類
- 認知症発症のメカニズム
- アルツハイマー病になりやすい人
- アルツハイマー病の遺伝要因
- アルツハイマー病の環境要因
- アポEと長寿
- アミロイドβのでき方
- アミロイドβをなくす方法
- 注射ワクチンと副作用
- 新しい食物ワクチン
- 米と新種の植物
第2部. 認知症の治療薬開発
(2015年7月30日 13:15〜14:45)
- 2010年以降、認知症の治療薬がいくつも認可されたが、抜本的に改善するものは見当たらない。問題は、いかに早く症状を見つけるかという点と、どうしたら予防できるか、の2点に絞られる。本講座では、最新の治療薬事情をお話ししたい。
- 薬の効くメカニズム
- 薬の飲み方
- いつから薬を飲むか
- 認知症の診断基準
- アミロイドPET
- アリセプトと効き方
- 認知症の新薬メマンチン
- 飲み合わせ
- サプリメントの話
- 食事療法、運動療法
- 質疑応答
第3部. 認知症の予防・根治につながるメカニズムと次世代治療薬開発
(2015年7月30日 15:00〜16:30)
少子高齢化による認知症増加と介護負担の増大が社会的問題となっている。その解決にはβアミロイドを用いた先制医療や運動による認知症予防、次いで後天的危険因子がアルツハイマー病発症を促進する機序の基づく新たな根本療法の開発が重要である。
- 認知症について
- 現在の治療薬について
- βアミロイド仮説に基づく治療薬の開発状況
- 危険因子を改めて考える
- 糖尿病とアルツハイマー病
- 糖尿病とアルツハイマー病のモデル動物の開発
- 上記モデル動物の病態解析によるdrug targetの探索
- 糖尿病とアルツハイマー病の相互病態修飾
- 運動と認知機能
- 今後の展望
講師
-
里 直行 氏
大阪大学大学院医学系研究科
臨床遺伝子治療学講座
主催
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お問い合わせ
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受講料
1名様
:
55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
:
50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
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