1. 上尾中央医科グループの医療材料マネジメント

(2014年12月18日 13:00〜13:55)

AMGグループは現在27病院あるが、グループ病院といえども各病院の特長・地域性・業者との付き合い等により、医療材料の標準化は非常に難しいものである。また、グループ全体のデータ整理には多大な労力を必要とする。今回は、AMGグループの医療材料標準化とコスト削減に向けた取り組みを具体的に紹介したい。

1. トータル・メディカルの役割と我々が目指している医療材料購買活動
2. AMGグループの医療材料購買方法
3. 医療材料標準化の具体例
4. メーカー担当者登録制度の実施について
5. 医療材料登録制度の現状
6. 今後のAMG医療材料購買について

2. 医療材料共同購買の現状とGPO利用による医療材料コストの削減

(2014年12月18日 14:00〜14:55)

医療材料のコスト引き下げの手法として、病院グループにおいて定着しつつある医療材料共同購買の現状と、単体病院でも参加できるGPO (共同購買組織) の利用の仕方について解説する。独立系のGPOである本会の特長と、GPOを利用して医療材料コストを削減するに際しての病院サイドの課題について論じる。

1. 医療材料共同購買の現状と課題
2. 医療材料コスト削減の要諦は何か
3. 本会が目指す医療材料共同購買の特長
4. GPOを利用した医療材料コストの削減方法
5. GPO利用による医療材料コスト削減の実例
6. GPOを利用する際の病院サイドの課題

3. 医療材料マネジメント普及に向けたHIS側の取り組み

(2014年12月18日 15:00〜15:55)

病院向けにITを導入するシステムエンジニアの視点で、オーダエントリーシステムや電子カルテシステムのデータを利用した医療材料消費の可視化方法を解説する。医療材料の消費を可視化することで、適正な購買の維持やSPDとうまく連携する方法を説明する。最後に医療材料サプライチェーン実現に向けたシナリオについて論じる。

1. 医療材料サプライチェーンが普及しない理由
2. 病院内で医療材料のマネジメントを難しくしている要因
3. HISを利用した医療材料マネジメントの成功モデル
4. 医療材料サプライチェーン実現に向けたシナリオ

4. 2014年度償還価格改定と消費税増税が与えた材料コストの影響と今後のマネジメントについて

(2014年12月18日 16:05〜17:00)

償還価格改定と消費税増税が実際の医療材料の購買にどのように影響したのかをメッカルの2000病院のデータを分析しました。これらの結果を踏まえて今後期待される共同購買をはじめ、医療材料のマネジメントに必要な関連サービス (医療材料データベース、ベンチマークサービス、共同購買、コンサルティングなど) の内容について解説したいと思います。

1. 償還改定と消費税増税が与えた材料購買コストへの影響
2. 医療材料のマネジメントサービスの内容と比較
3. メッカルを使ったベンチマーク
4. 今後の課題