「溶解性」「溶解度」という概念の理解、SP値の算出方法、さらに、実際の業務である研究開発、分析測定評価、品質管理に落とし込み、活用するヒントが満載。
今回もまたまた最新の情報を加えながら、参加者に役立つセミナーを目指します。
はじめに
- “Hildebrand溶解度パラメータについて (原著より) “
- 正則溶液理論から導かれた溶解度パラメータの意味
- 物性値としての溶解度パラメータ
- 一般的な物質 (気体・液体・固体) の溶解度パラメータの総論
- HildebrandおよびHansen溶解度パラメータの相互関係
- 溶解平衡の基礎知識
- 物質の溶解現象と溶解度
- 液体の種類と特性
- 溶解度に関係した溶液モデルの種類
- 溶解度に寄与する因子
- 溶解度パラメータの推算に利用できる液体の一般通性
- 溶解度
- 蒸気圧
- 臨界定数
- 密度、沸点、融点、表面張力、屈折率
- 溶解度の測定法および測定装置
- 溶解度測定に影響を与える因子
- 気体の溶解度と測定装置と測定方法
- 液体の溶解度と測装置と測定方法
- 固体の溶解度と測装置と測定方法
- 溶解度パラメータ (SP値) の基礎と応用
- Hildebrandの溶解度パラメータ (SP値) の定義
- Hildebrandの溶解度パラメータの計算方法
- Hildebrand溶解度パラメータによる溶解性評価の基礎
- Hildebrand溶解度パラメータの種々物性からの計算方法
- 蒸発熱からのSP値の計算方法
- Hildebrand RuleによるSP値の計算方法
- 表面張力からのSP値の計算方法
- 屈折率からのSP値の計算方法
- 溶解度からのSP値の計算方法
- HLB値からのSP値の計算方法
- その他のSP値の計算方法
- 溶解度パラメータ (SP値) の分子グループ寄与法による計算
- Hildebrand (SP値)
- Smallの計算方法
- Rheineck & Linの計算方法
- Kreveren & Hoftyzerの計算方法
- Fedors の計算方法
- Hansenの計算方法
- Hoyの計算方法
- Hansen溶解度パラメータを用いた溶解性評価
- 3Dプロットによる溶解性評価
- 三角線図による溶解性評価
- Solubility Windowの考え方
- HansenのΔδの計算方法と応用
- 溶解度パラメータの計算演習
- 演習Ⅰ 液体および溶液のSP値の計算方法および計算例
- 演習Ⅱ 分子構造からのSP値の計算方法および計算例
- 演習Ⅲ SP値による溶媒および混合溶媒の選択、最適混合比
- 溶解度パラメータのプログラムによる計算実演
- 液体および液体のSP値のプログラムによる計算例
- 分子構造からのSP値のプログラムによる計算例
- SP値計算プログラムの紹介
- 生体高分子の溶解度パラメータ (SP値) の計算方法
- カテキン・ポリフェノール・カプサイシン・ビタミン
- イソフラボン・高分子ポリフェノール・プロシアニジン
- 溶解度パラメータを用いた生理活性物質の溶解性評価
- 溶質に対する良溶媒の選択法
(HildebrandとHansenのSP値の比較)
- 溶解度パラメータの応用
- イオン性液体のSP値の考え方
- SP値を用いたゴム・樹脂類の溶媒に対する耐性評価
- SP値を用いた高分子・高分子の溶解性評価
- 多成分系の溶解度パラメータの計算方法
- 2成分系溶媒の溶解度パラメータの計算方法
- 多成分系溶媒の溶解度パラメータの計算方法
- 多成分系溶液の溶解度パラメータの実測方法
- 溶解度パラメータ (SP値) の用途の実例
- 工業的な用途-接着剤、洗浄剤、溶媒に対する樹脂の耐性
- 研究的な用途-溶解性の評価、溶媒の混合特性と相溶性
- 微粒子の凝集・分散性評価への応用
- 海外における応用例 (Hansenの著書から)
- Hildebrand溶解度パラメータの応用と限界
- Hansen溶解度パラメータの応用と将来展望
- 将来期待されている溶解度パラメータの応用分野
おわりに (まとめ)
- 現場における溶解性評価の高度化・迅速化に対するSP値の価値
- 溶ける、溶けないを見極めるために
- SP値の新規材料開発への利用方法
- 質疑応答・名刺交換