技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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採鉱の方法は? サンプルは? 資源は大量にあるのか? ビジネスは成立するのか?
これらの疑問に回答する特別セミナー!
本セミナーでは、日本近海に存在する海底鉱物資源の事業性と開発における留意点などについて、複数名の講師が様々な面から解説いたします。
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 教授 飯笹 幸吉 氏
日本周辺海域及び南西太平洋海域の海底熱水鉱床について、形成機構の解明を中心に調査・研究を実施している。
また、海底熱水鉱床の商業化を目指した、地質学的探査手法を駆使した資源量の確保、さらに生物多様性の保全に配慮した採鉱法を検討している。
日本近海の海底には「海底熱水鉱床」が数多く存在している。そのことが分かったのは最近20年ほどのことである。この鉱床には貴金属の金、銀のほかにベースメタルの銅、亜鉛、鉛だけでなく、レアメタルも含まれている。目下、日本政府は商業化の可能性を探るために、精力的な調査を実施している。そこで課題となるのは、この海底熱水鉱床の資源量の評価である。さらに、そこには熱水活動域に特有の貴重な生物が棲息している。金属資源量の確保や生物多様性の保全を考慮しなければ、開発に結びつけることはできない。そのためには、海底熱水鉱床の実態をより詳細に知ること、そして熱水生物の保全に最良の方法を見つけることが求められる。
高知大学 理学部門 教授 臼井 朗 氏
金属資源の需要が世界的急増するなかで、中・長期的な不足・枯渇が現実的な課題となっている。その有力な対応策の一つとして、深海底の鉱物資源が注目されている。マンガンクラストやマンガン団塊は、その分布面積の広さ故に陸上を上まわる埋蔵量を期待する声もある。しかしながら、深海底は我々にとって未だに未知の世界である。我々はどのくらいの知見を手に入れたのか?我が国の調査、研究の経緯と成果を整理することにより、将来の開発展望を考察する。
三菱マテリアルテクノ (株) 顧問 秋山 義夫 氏
深海の非鉄金属資源は昭和50年にハワイ東方沖でマンガン団塊の賦存状況調査が行われて以来、海底熱水鉱床、コバルトリッチクラストと現在まで30年以上に亘り、調査を中心に実施されてきているが、このうち開発に関する本格的な調査・検討は旧工業技術院の「マンガン団塊採鉱システムの研究開発」として官民一体で実施された大型プロジェクトだけである。しかもこのプロジェクトも1997年に洋上試験の実施後に終了したが、10年以上経過した現在でも実用化されていない。陸上の鉱床に関しては、例えば日本企業が関わりを持ったケースだけでも、難処理という理由で開発までに40年間を要した豪州・マッカサーリバー鉱床、発見以降断続的ながら約40年間探鉱が実施されてきてもインフラに莫大な資金が必要で経済性の点で開発に踏み切れていないPNG・フリエダリバー鉱床の例からも分かるように、いくつかの理由から開発に至らないか或いは開発までに長期間かかった鉱床は数多く存在する。開発まで至らない理由は表裏一体の関係を有するが、経済的側面と採掘・処理を含む技術的側面である場合が大部分であると言っても良い。深海資源がその調査期間の長さに比べて中々開発に至らない背景にも同様な要因が存在するが、ここ数年の金属価格の高値推移に伴い海底熱水鉱床の開発に名乗りを上げた鉱山会社が出てきた。PNG領海内で海底熱水鉱床の調査・開発を進めようとしているカナダ・ノーチラス社の例を参考に深海資源の開発の事業展望と経済性について述べる。
(社) 海洋産業研究会 常務理事 海洋資源・産業ラウンドテーブル幹事・事務局長
横浜国大統合的海洋教育・研究センター特任教授
東海大学・東京大学非常勤講師
中原 裕幸 氏
海洋鉱物資源のなかでも現在、深海底鉱物資源の探査・開発が注目されているが、わが国の200海里水域のもつポテンシャルをまず再確認し、次いで国の取組状況を概括する。その流れは、海洋基本法・海洋基本計画が具体的な端緒となっているが、同計画に基づき海洋エネルギー・鉱物資源開発計画が策定され、平成30年度をめどに商業化の基礎を築くことを目標に作業が進められている。その概要を整理して、課題も探る。さらに本年6月にエネルギー政策基本法にもとづくエネルギー基本計画の第二次改定が閣議決定されたが、その中でも海底鉱物資源開発が初めて正面から取り上げられたので、その要点を紹介する。
秋田大学 産学連携推進機構 客員教授
深海資源開発(株) 資源調査部 部長 経済学博士
鉱業技術者
細井 義孝 氏
秋田大学大学院 工学資源研究科 非常勤講師 (「国際関係論」担当)
産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 評価委員会外部評価委員
秋田産業サポーターズ (秋田県知事委嘱)
深海資源研究会 委員兼事務局長
海洋資源・産業ラウンドテーブル 幹事
深海底鉱物資源は以前からその存在が知られていたが、マンガン団塊のブームが去った後は、見向きもされなくなっていた。それが何故今、急に脚光を浴び、国を上げて取り組むようになったのであるか。また、深海底鉱物資源にはかつて大ブームとなったマンガン団塊の他に、最近急に名前が出てきた海底熱水鉱床、同じように調査が進められているコバルトリッチクラストなどがあるが、どの種の資源が一番魅力があるのであろうか。それぞれの資源の魅力と課題を探ってみる。また、陸上鉱物資源と違って、一般に海底並びに海底鉱物資源は馴染みがなく、また見る機会もない。多くの鉱山会社、商社など資源を取り扱う人達でさえ、政府機関や大学の発表会で聞くのが精一杯の機会であろう。 筆者は我が国唯一の深海底鉱物資源の探査・開発会社に所属し、多くの調査に参加して、海底の観察、試料サンプリングを行ってきた。 現在行っている調査を紹介すると共に、その難しさ・課題も紹介する。そして、深海底鉱物資源の開発には何が必要であるか、世界の動向はどのようであるか述べる。行政でも学術研究でもなく現場の視点で講演、また産学官連携を図っていきたい。
東京・千代田区神田 エッサム本社ビル 4F こだまホール
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/4/18 | レアメタルの基礎と市場動向 | オンライン | |
2025/4/30 | レアメタルの基礎と市場動向 | オンライン |
発行年月 | |
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2023/11/15 | EV用モータの資源対策 |
2023/6/14 | 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度 |
2023/1/31 | 世界のレアメタルリサイクル 最新業界レポート |