技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高精度回転軸系の設計・評価

高精度回転軸系の設計・評価

目次

第1章 小型精密シャフトの設計と評価

  • 1. 小型精密シャフトの種類
    • 1.1 機能‐回転軸と固定軸スライド軸などがある
    • 1.2 時性‐小型精密軸の精度的特性と動性的特性による分類
  • 2. 精密シャフトの加工
    • 2.1 製造工程
    • 2.2 研削
    • 2.3 超仕上
    • 2.4 ローラーフィニッシング
    • 2.5 端面加工
    • 2.6 バレル加工
  • 3. 精度と測定・評価
    • 3.1 表面粗さ
    • 3.2 真円度
    • 3.3 円筒度
    • 3.4 真直度
  • 4. 精密シャフト用材料の選択
    • 4.1 材質
    • 4.2 表面処理
    • 4.3 物理的性質
  • 5. ノンスリップキャプスタン軸
    • 5.1 表面粗し方法と特長
    • 5.2 三和ノンスリップキャプスタン軸 (SSR)
  • 6. 非磁性高硬度耐食性シャフト

第2章 焼結含油軸受の応用と評価

  • 1. 焼結含油軸受の製法
  • 2. 焼結含油軸受の潤滑機構、含油軸受の内径面に存在する空孔の影響
  • 3. ボールベアリングの摩擦特性
  • 4. 焼結含油軸受の潤滑特性および特徴
  • 5. 焼結含油軸受の材質
    • 5.1 添加剤の目的
  • 6. 焼結含油軸受に使用される潤滑油
  • 7. 設計上の留意点
    • 7.1 軸の「たわみ」
    • 7.2 ランニングクリアランス
    • 7.3 面圧〔P〕および〔PV〕値
    • 7.4 シャフトについて
    • 7.5 面取形について
    • 7.6 製作公差について

第3章 プラスチック軸受の応用と評価

  • 1. まえがき
  • 2. プラスチックの潤滑性
    • 2.1 プラスチックの摩擦理論
  • 3. 乾性軸受への応用
    • 3.1 乾性すべり軸受への応用
    • 3.2 乾性玉軸受への応用
  • 4. 湿性軸受への応用

第4章 ボールベアリングの応用と評価

  • 1. 概説
  • 2. 軸受に要求される性能
  • 3. 軸受に要求される性能
    • 3.1 静的動的振れ精度
    • 3.2 低騒音・低振動化
    • 3.3 低トルク性・トルク安定性
    • 3.4 ワウフラッタ
    • 3.5 高速性
    • 3.6 密封性
    • 3.7 グリース寿命
    • 3.8 クレッティング寿命
    • 3.9 性能寿命
  • 4. まとめ

第5章 転がり軸受の応用と評価

  • 1. まえがき
  • 2. 工作機械主軸用軸受
    • 2.1 主軸用軸受に要求される特性
    • 2.2 主軸用軸受の選定と応用例
    • 2.3 軸受に寿命
  • 3. 産業ロボット用軸受
    • 3.1 ロボット用軸受に要求される特性
    • 3.2 ロボット用軸受の選定と応用例
    • 3.3 Nシリーズ薄肉軸受

第6章 動圧グループ軸受のDD機構の応用と評価

  • 1. 動圧グループ軸受の応用の動機
  • 2. ターンテーブル直接駆動モータ軸モータ軸受としての要求内容
    • 2.1 軸受の発生トルク
    • 2.2 ラジアル荷重の選定
    • 2.3 スラスト荷重の選定
    • 2.4 ホワール
  • 3. プレーヤ用動圧グループ軸受
  • 4. レコードプレーヤに動圧グループ軸受を使用して得た結果
  • 5. レコードプレーヤ以外の音響機器への応用

第7章 精密工作機械における主軸構造と空気軸受の応用

  • 1. 精密工作機械の主軸構造と特長
  • 2. 精密工作機械の軸受
  • 3. 回転形容空気軸受
    • 3.1 空気軸受の概要
    • 3.2 空気軸受の応用例
    • 3.3 空気軸受の特長
    • 3.4 空気軸受の精度評価
    • 3.5 空気軸受の剛性
    • 3.6 空気軸受の使用上の注意
  • 4. 空気軸受を用いた鏡面加工と評価
  • 5. おわりに

第8章 固体潤滑剤のころがり軸受への応用

  • 1. はじめに
  • 2. ころがり軸受に用いられる固体潤滑剤
  • 3. ころがり軸受への適用法
    • 3.1 固体潤滑膜による潤滑
    • 3.2 自己潤滑性複合材による潤滑
    • 3.3 固体潤滑剤を気流にのせて吹きこむ法
  • 4. 実用法および実用限界
  • 5. おわりに

第9章 回転系の測定

  • 1. はじめに
  • 2. 回転系測定の基礎
    • 2.1 測定系の構成
    • 2.2 測定の単位
  • 3. 回転系の測定とセンサ
    • 3.1 慣性モーメントの測定
    • 3.2 不つりあいの測定
    • 3.3 回転数・角速度の測定とセンサ
    • 3.4 動力の測定
    • 3.5 振動の測定
  • 4. 回転系の診断と測定
    • 4.1 回転系のトラブル
    • 4.2 トラブルの解析と診断
  • 5. おわりに

執筆者

  • 金井 良昭 : 三和ニードルベアリング株式会社 取締役金属技術部長
  • 西江 宏 : 三菱金属株式会社 新潟製作所 含油軸受課 課長
  • 山口 章三郎 : 工学院大学 工学部 生産機械工学科 教授
  • 長谷部 義人 : エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング株式会社 製品開発本部 製品技術部 精密機器軸受技術課
  • 山縣 輝輔 : 日本精工株式会社 軸受技術本部 大形軸受技術部
  • 和田 貞光 : ケンウッド株式会社 生産本部 P2プロジェクト・回路設計担当
  • 田中 克敏 : 東芝機械株式会社 工作機械事業部 工作機械精密加工機部 次長
  • 西村 允 : 航空宇宙技術研究所 宇宙研究グループ
  • 巳波 裕一 : 株式会社明石製作所 プロジェクト事業部 技術部

監修

エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング株式会社
製品開発本部
製品技術部
精密機器軸受技術課
長谷部 義人

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

CD-R 192ページ

発行年月

1985年12月

販売元

tech-seminar.jp

価格

29,500円 (税別) / 32,450円 (税込)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/15 転がり軸受の電食発生メカニズムと発生防止技術 オンライン
2025/4/17 初歩から学ぶ機械要素 オンライン
2025/4/22 実務に役立つ現場のモータ技術 (必須6項目) 東京都 会場・オンライン
2025/4/24 機械設計の基礎知識と応用技術 オンライン