第1章 総論～最近の研究開発動向

• 1. 光ピックアップ光学系の基本構成
  • 1.1 CD用光ピックアップ/DVD用光ピックアップ
  • 1.2 Blu-rayディスク用光ピックアップ
  • 1.3 AOD用光ピックアップ
  • 1.4 相変化光ディスクの書込み・再生 (RW) 用光ヘッド
  • 1.5 光磁気ディスク用光学ヘッド
• 2. 光ヘッドの小型集積化
• 3. モノリシック集積光学化光ヘッド
• 4. 近接場光を利用する高密度光メモリ
  • 4.1 VCSEL応用超パラレル二次元アレイヘッドによる転送レートの超高速化
  • 4.2 エバネッセント波を利用する超高密度光メモリ
  • 4.3 VCSEL二次元アレイを用いた高効率光ヘッド
  • 4.4 ナノ加工技術研究と表面プラズモン・ポラリトン
  • 4.5 信号再生技術への新アプローチ

第2章 光ピックアップの設計の基本

• 1. 光ディスクメモリ用ピックアップ設計の基本
• 2. 高密度化に必須な高NA対物レンズ
• 3. 光ピックアップの光学系構成
• 4. 回折限界にまで光ビームを絞込む光学系条件
• 5. 波面収差とMarechalの基準
• 6. 二軸アクチュエータの基本原理
• 7. アクチュエータの伝達関数
• 8. 二次共振と副次共振
• 9. Dode線図とNykistの安定性理論
• 10. 屈折光学素子 (レンズ) と回折光学素子の特性

第3章 光ピックアップの設計と生産

• 1. 光ピックアップのサーボ誤差信号検出技術
  • 1.1 フォーカスサーボ誤差信号検出技術
  • 1.2 トラッキングサーボ誤差検出技術
  • 1.3 集積光学系のサーボ方式
  • 1.4 光学系に採用されているサーボ方式
• 2. 二軸アクチェータの種類と構造、伝達特性

第4章 光ピックアップの光路最適化と光学調整技術

• 1. 光路事例 (DVD-ROM,COMBO,DVD-R/RW)
• 2. 光路最適化
  • 2.1 チルトサーボ
  • 2.2 ビーム整形
  • 2.3 収差
• 3. 光学調整技術
• 4. レーザ特性とピックアップ性能

第5章 光ディスク用対物レンズの高NA化とその評価

• 1. ピックアップ用対物レンズ高NA化の流れ
  • 1.1 記録容量の向上と高NA化
  • 1.2 単玉対物レンズ高NA化の流れ
• 2. 対物レンズ設計の考え方
  • 2.1 対物レンズに求められる特性
  • 2.2 レンズの設計自由度
• 3. 非球面単レンズの一般式
  • 3.1 偏芯公差最大のアプラナート
  • 3.2 一般式への展開
• 4. レンズ仕様の決定方法
• 5. 開発したレンズの特性

第6章 赤色半導体レーザ

• 1. レーザの原理
• 2. 赤色半導体レーザの素子構造と発光の原理
• 3. 光ピックアップに使用するときの赤色半導体レーザの特性
• 4. 赤色半導体レーザの最新動向
• 5. 寿命と劣化および取り扱い上の注意点

第7章 青紫色半導体レーザ

• 1. GaN系半導体の物性および発展の経緯
• 2. 有機金属化合物気相成長法による結晶成長技術
• 3. 半導体レーザ構造と、そのプロセス技術
• 4. 結晶の低転位化技術
• 5. 青紫色半導体レーザの諸特性
• 6. 将来展望

第8章 光ピックアップ用受光デバイス

• 1. OPIC受光デバイスに求められる特性
• 2. OPIC受光デバイスのプロセス技術
• 3. OPIC受光デバイスの回路技術

第9章 光ピックアップ周辺の信号処理技術

• 1. 高密度記録と符号間干渉
• 2. RLL符号
• 3. ライト・ストラテジ
• 4. イコライザ
  • 4.1 リニア・イコライザ
  • 4.2 リミット・イコライザ
  • 4.3 適応イコライザ
• 5. PRML信号処理
  • 5.1 パーシャルレスポンス
  • 5.2 ビタビ復号