技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバル治験で必要となるモニター英語

グローバル治験で必要となるモニター英語

~英語でのメール・電話連絡・プレゼン・モニタリング報告書の記載事例集~
グローバル治験で必要となるモニター英語の画像

ご案内

2017年11月15日:
好評につき完売いたしました。

書籍のポイント

  • モニターのための総数200以上の実際に使える例文を記載した書籍は本書だけ!
  • 間違っている英語と正しい英語の相違点がわかる。
  • 練習問題を通して、理解が深まります。
  • 長文の英語も解説しているので、文章の流れがつかみやすい。

執筆者からの言葉

これまでの日本の治験環境は、…海外データを受け入れることをためらってきましが、1998年にはICH E5のガイドラインが出され、海外データ受け入れのためのブリッジング試験の概念が提唱されました。
その後、2007年には厚生労働省から、国際共同治験参画のためのガイダンスが通知され、まさしくグローバル開発へ日本の開国がなされたのです。
グローバル開発では経験も環境も進んだ海外のインフラや手順、手続きを取り入れ、海外のCROとの交渉、折衝を行うとなれば、まずは語学力がないとどうにもなりません。グローバル開発に参加するには、海外の文化や制度の知識のほかに、どうしても基本的な英語の力というものが必要になってきます。グローバル治験でのEDCやIVRSシステムの運用は基本的に英語でなされます。モニタリング記録も、グローバル共通の監査や海外当局の査察を前提に考えると、英語にシフトしてゆくのが自然の流れになります。海外では、英語が母国語でないモニターでも、英語が話せ、書けるのが当たり前の環境です。むしろ英語ができないモニターは採用されないと言った方が正しいかもしれません。本書は、英語が全くできないモニターの方にでも、海外で基本的な開発業務が英語でこなせるようになることを目標に書きました。
私自身、もともと英語ができるわけではありませんでした。しかしながら、今ではまかりなりにも英語で開発業務をこなしています。私は理系の頭しかもっていませんでしたので、理屈もわからないままがむしゃらに英単語を覚えるということは苦痛以外のなにものでもありませんでした。ところが、学生時代のあるきっかけで、英文の構造というものが化学式を組み立てるような、簡単な規則で作られていることを発見しました。骨格があり、それにいろいろな側鎖をつけ飾ってゆくだけなのです。この発想で英文を見たり、作ったりしてゆくと、英文の構造や文法がどんどんわかるようになり、英単語を覚えるのも苦痛でなくなります。グローバルの世界が身近になってゆくのです。
本書ではいたるところにそのコツを繰り返し書きました。是非、本書を読んで苦手な英語を得意な英語に変えてください。そして、得られた英語力でグローバルの世界で活躍していってください。

目次

第1章 化学式の感覚で英文の構造を理解しよう

  • 1. 英文を自由に組み立てるためのブロック発想
    • 1.1 S, V, O, C は骨格,名詞は肉,前置詞は接着剤の発想とは
  • 2. 受動態はシンプルな次元へ文型を変換する方法
  • 3. よく使われる倒置
  • 4. 句も節もブロック感覚で
  • 5. 可算名詞と不可算名詞,冠詞のa (an) とthe の使い分け
  • 6. 動詞の語法
  • 7. 6 つの動詞を使ってモニタリング報告書を自由に書こう

第2章 グローバルでよく使われる英文構造

第3章 グローバル・コミュニケーションでよく使われる動詞が持つ意味合いと使い分け

  • 1. Take
  • 2. Have
  • 3. Get
  • 4. Give
  • 5. Make

第4章 海外のCRO と英文メールでコミュニケーションを取ろう

  • 1. 英文メールの定型表現を覚えよう
    • 1.1 書き出しの定型
    • 1.2 依頼,回答など,お願いごとをする表現
    • 1.3 こちらからアクションを起こす表現
    • 1.4 書き終わりの表現
    • 1.5 その他の表現
  • 2. 関係詞,副詞節を使って英文にふくらみを出そう
    • 2.1 形容詞と関係代名詞
    • 2.2 副詞節を使って文章にふくらみを出す
  • 3. よく間違う文法,語法上のミス
    • 3.1 現在分詞と過去分詞
    • 3.2 自動詞と他動詞
    • 3.3 可算名詞C と不可算名詞U
    • 3.4 第4文型 (S + Vt + O + O) や第5文型 (S + Vt + O + C) を取れない動詞
  • 4. 海外のCRO へメールを書いてみよう

第5章 海外のCRO に国際電話を掛けてみよう

  • 1. 国際電話の掛け方 (要件を伝える)
  • 2. 確認の仕方 (What, Who, Which, When, Where, How を使って)
  • 3. 問題,クレームの伝え方,処理の仕方
  • 4. ネゴシエーション,ディスカッションの仕方

第6章 海外でのプレゼンテーションのコツ

  • 1. 文章だけで構成されたスライドのプレゼンテーション技法
  • 2. 図,表だけのスライドのプレゼンテーション技法
  • 3. スライド以外の部分でプレゼンテーションを引き立てるコツ
  • 4. 外国人が使っている流行のフレーズを覚えておく

第7章 英文モニタリング報告書の記載方法

執筆者

高橋 勇人

グローバル開発コンサルタント

国際ビジネスコミュニケーター

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

B5判 並製本 80ページ

発行年月

2011年8月

販売元

tech-seminar.jp

価格

9,500円 (税別) / 10,450円 (税込)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/10 非GLP試験における信頼性確保 オンライン
2024/6/10 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/6/11 失敗事例から学ぶGMP教育訓練とクオリティカルチャー オンライン
2024/6/11 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/6/11 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 オンライン
2024/6/11 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 オンライン
2024/6/11 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/6/11 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/6/11 新規モダリティ医薬事業価値最大化のための薬価戦略・事業化戦略策定のポイント オンライン
2024/6/11 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/6/11 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2024/6/11 PIC/S GMP Annex I改定セミナー オンライン
2024/6/12 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるGCTP省令等ハード・ソフトの要求事項及び手順書を含むドキュメントの作成 東京都 会場・オンライン
2024/6/12 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/12 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/6/12 実務経験をふまえた医薬品開発担当者のための人材育成プログラム (導入/継続教育) オンライン
2024/6/12 動物用体外診断薬における薬事規制と申請業務のポイント オンライン
2024/6/12 GMP事例集 (2022年版) 徹底解説セミナー オンライン
2024/6/12 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/6/13 AIによって開発された医薬・診断技術の特許申請・知財保護戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書