技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本書では、USBドライバのベースになっているWDMについて、背景、位置付け、動作概要などについて解説しております。
1996年にWDM (Windows Driver Model) についての発表がMicrosoft社より行われ、USBドライバが実装されて以来、その当時からは想像もできないほど、さまざまなUSB周辺機器が市場に出回るようになった。
USBについては2.0の仕様も策定され、対応するデバイスもこれまで以上に多種多用なものとなり、PCと周辺機器のインタフェースとしてさらに標準的な位置を占めることが予想される。
しかし、ハードウェアの設計で各社のUSBコントローラが利用できるとしても、設計したハードウェアを動作させるための情報収集が、製品開発の現場においては以前として敷居の高いものに思えるのではないだろうか。
それは、ハードウェアを動作させるためのドライバをどのようにして開発すればいいのか、あるいはMicrosoft社から提供されている標準のドライバを使用する場合であっても、ドライバの動作についての知識がなければ、ファームウェアの設計もできないからである。
本書では、USBドライバのベースになっているWDMについて、その背景、位置付け、動作概要などについて解説を行っている。
WDMドライバは今後、Windows2000などのNTカーネルが主流となっても利用され続ける重要なコンポーネントである。
WDMの機能については拡張されていく部分が今後も予想されるため、エンジニアの方々には本書をWDMへの知識習得の手がかりとして、さらに新しい技術を習得していただきたい。
最後に、本書の刊行にあたり、担当としてご協力頂いた田上氏 (トリケップス) に、この場を借りてお礼申し上げる。
発行年月 | |
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2014/10/5 | 応用技術 技術開発実態分析調査報告書 |
2014/10/5 | USB応用技術 技術開発実態分析調査報告書 |
2003/2/28 | USB2.0デバイスドライバ技術 |
1998/2/20 | USBインタフェース設計手法 |