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AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点

AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点

~特許出願を行う際の着眼点と留意点とは~
オンライン 開催

視聴期間は2024年4月29日〜5月10日を予定しております。
お申し込みは2024年5月8日まで承ります。

概要

本セミナーでは、AIを利用したビジネスモデルや製品開発予定の方の視点に立ち、AI関連発明の着眼点や留意点について分かりやすく解説いたします。
また、AIに関わる特許出願動向、係争事例と共同・委託開発における知財の取り決め、契約の実務について詳解いたします。

開催日

  • 2024年5月8日(水) 10時30分 2024年5月10日(金) 16時30分

受講対象者

  • AIを利用したビジネスモデルや製品開発を検討している技術者・研究者や知財担当者
  • AI関連発明の着眼点や留意点に興味がある技術者・研究者や知財担当者
  • AI生成物の知財制度上の取り扱われ方に関心がある方

修得知識

  • AI関連発明の捉え方、出願時の留意点
  • 生成AIに関する知財制度上の留意点

プログラム

 AI (機械学習) 技術の一般化・汎用化が急速に進んでおり、AI関連発明の出願も年々増加しています。その一方で、学習済みモデルは特許になるのか、機械学習のアルゴリズムは汎用のものを使っているが特許になるのか、特許出願の際にニューラルネットワークやデータを詳細に開示する必要があるのか、といった疑問を抱かれている方も多くいらっしゃいます。また、ChatGPTをはじめとする生成AIサービスの発展に伴い、AI生成物の知財制度上の取り扱いについての関心が高まっています。
 本講座では、AI関連発明の特許事例や審査基準を紹介するとともに、AI技術を利用した製品やサービスを開発中あるいは開発予定の方 (主としてAIユーザー) の視点に立ち、「どのようなものが特許になっていて、新しいAIビジネスを権利化したいときに、どの辺りに着眼したらよいか」について解説し、さらに、AI生成物の知財制度上の論点を整理し、AI生成物が知財で保護される条件を解説します。

  1. はじめに
    1. 本講座における人工知能のイメージ
    2. 機械学習、ニューラルネットワークの概要
  2. データ、学習済みモデル、AIビジネスの保護の可能性
    1. 生データ、学習用データ、学習済みモデルは、特許で保護されるのか
    2. 学習済みモデルは発明と言えるのか (審査基準の事例紹介)
    3. 学習済みモデルの「派生モデル」と「蒸留」に関する考察
    4. 学習済みモデルに特徴が無いと特許されない?
  3. AI関連発明の特許事例
    1. AI関連発明の出願動向 (特許庁 「AI関連発明の出願状況調査」より)
    2. 特許事例の紹介
      1. AI関連発明の分類
      2. AIコア発明の特許事例
      3. AI適用発明の特許事例
    3. 特許係争事例
    4. AI関連発明の進歩性判断 (審査基準の紹介)
      1. 進歩性判断の基本的な考え方
      2. 進歩性が否定される例
      3. 進歩性が肯定される例
  4. AI関連発明の着眼点と出願時の留意点
    1. AI関連発明の着眼点 (特許取得の可能性を探る)
      1. アルゴリズムやニューラルネットワークの構造に特徴がある場合
      2. 汎用のAIを使用する場合
    2. AI関連発明を特許する際の留意点
      1. AI関連発明の記載要件 (審査基準の紹介)
      2. 学習に関する留意点
      3. その他の留意点
  5. 生成AIを巡る知財制度上の留意点
    1. 特許法上の論点
      1. 人工知能を「発明者」とした出願事例の紹介 各国特許庁の判断は?
      2. 人工知能は発明者になれるか 特許庁の見解
      3. AIが自律的に生成した「AI創作物」は特許法上の発明に該当するか
      4. 人工知能の「利用者」は発明者になれるか
      5. AI生成物はどのように審査されるか 審査ハンドブックの事例紹介
      6. AI生成物が特許される条件を探る
    2. 意匠法上の論点
      1. AIで生み出された意匠は保護されるのか
      2. AIの利用者はAI生成物の創作者になれるのか
      3. AI生成物が意匠登録される条件を探る
    3. 商標法上の論点
      1. AIで生み出された標章は保護されるのか
      2. AI生成物が商標登録される条件を探る
    4. 著作権法上の論点
      1. 「AI創作物」の著作物性と著作者
      2. AI生成物が著作物として保護される条件を探る
      3. 著作権侵害が懸念される場面
    5. まとめ
      • AI生成物、AI創作物は保護されるのか

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年4月29日〜5月10日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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