技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

進歩性の意味、本当に理解できていますか?

Zoomを使ったライブ配信セミナー

進歩性の意味、本当に理解できていますか?

~拒絶理由の8割はコレ / 知ってるつもりの特許シリーズ (2) 特許に関して"なんとなく知っている"で済ませていませんか?~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、特許実務における (法律用語としての) “進歩性“の本当の意味を教授いたします。

開催日

  • 2020年10月16日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 技術者、研究者、初級知財部員

プログラム

 「進歩性」ってご存知ですか? 技術者・研究者の皆さんは、「もちろん。この発明が世の中の技術よりどんなに進歩しているかですよね」と、お答えになると思います。しかし、この答えは×なのです。これが、“法律用語“の落とし穴です。
 特許要件である“進歩性“は、“法律用語“です。私たちが普段使っている言葉とは意味がまったく異なります。ですから、日々の技術者・研究者とベテラン知財部員 (特許庁の審査官、審判官の立場で“読む技術“を持っている) が特許に関する会話をすると、 (技術者・研究者の方は気が付いていないのかもしれせんが) 話がすれ違ってしまいます。
 本講座では「知ってるつもりシリーズ」第2弾として、“進歩性“の本当の意味と特許庁の審査官、審判官の立場から特許を読む・考える技術を伝授します。

  1. 進歩性とは? ~技術の進歩ではない!~
    1. 技術者が知るべき進歩性判断の実情
    2. 従来からの特許庁の運用
    3. そして、司法判断
    4. 審査基準への反映
    5. 条文
    6. 条文の趣旨
    7. “進歩性“という“法律用語“の由来
    8. 新規性との違いとは?
  2. 進歩性判断の実務
    1. 審査官の実務の実情
    2. “当て嵌め“とは?
  3. 特許審査基準
    1. 進歩性判断の基本的な考え方
    2. 当業者とは
    3. 技術水準とは
    4. 具体的には
    5. “論理づけ“の例 (ここが山場です。実例を交えて説明します。)
    6. 選択発明の取り扱いについて
    7. 数値限定発明の取り扱い
    8. いわゆる設計事項って何?
    9. 単なる寄せ集めって何?
    10. 動機づけって何?
    11. 今って、進歩性のハードルは高いのか低いのか?
    12. みなさんは、どうすればよいのか?
    • 質疑応答

講師

  • 鷲尾 裕之
    プラスチックコンパウンドコンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/12 事例に沿って解説する特許等調査の実践的方法、特許公報等の読み方、調査報告書の作成方法 東京都 会場
2024/6/12 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/6/13 AIによって開発された医薬・診断技術の特許申請・知財保護戦略 オンライン
2024/6/13 IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方 オンライン
2024/6/17 他社特許を分析して事業に役立つ強い特許を取得する権利化戦略 オンライン
2024/6/17 AI関連発明の出願戦略と生成AIの知財制度上の留意点 オンライン
2024/6/17 新規モダリティ医薬事業価値最大化のための薬価戦略・事業化戦略策定のポイント オンライン
2024/6/18 機械学習/AIによる特許調査の高度化で実践するスマート特許戦略 オンライン
2024/6/20 後発でも勝てる特許出願と権利化戦略 オンライン
2024/6/20 適正な知財コストの考え方と権利化、維持・放棄の決め方 オンライン
2024/6/20 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2024/6/26 新規事業創出のための発想法と技術ロードマップの作成、技術・事業・知財戦略の実践方法 オンライン
2024/6/26 分割出願、及び、除くクレームを活用した強い特許権の取得・行使のための特許戦略 オンライン
2024/6/27 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 会場・オンライン
2024/6/28 技術者・研究者のための特許の効率的な読み方と強い特許取得への生かし方 オンライン
2024/7/3 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2024/7/4 営業秘密漏洩対応と予防策 オンライン
2024/7/5 分割出願、及び、除くクレームを活用した強い特許権の取得・行使のための特許戦略 オンライン
2024/7/8 技術者・研究者のための特許の効率的な読み方と強い特許取得への生かし方 オンライン
2024/7/9 新規事業創出のための発想法と技術ロードマップの作成、技術・事業・知財戦略の実践方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2009/1/5 東レGと帝人G分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 日産自動車分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/5 日産自動車分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 花王 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/1/5 東レGと帝人G分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/11/1 フレキシブル電子デバイス 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/11/1 フレキシブル電子デバイス 技術開発実態分析調査報告書
2008/9/1 半導体製造用炭化ケイ素 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/9/1 半導体製造用炭化ケイ素 技術開発実態分析調査報告書
2008/7/10 携帯機器用燃料電池 技術開発実態分析調査報告書
2008/7/10 携帯機器用燃料電池 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/5/25 無人搬送システム 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/5/25 建設・建築における 免震・耐震・制震技術 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/5/25 無人搬送システム 技術開発実態分析調査報告書
2008/5/25 建設・建築における 免震・耐震・制震技術 技術開発実態分析調査報告書
2008/4/20 カーナビゲーション 技術開発実態分析調査報告書
2008/4/20 カーナビゲーション 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/4/1 ペルチェ素子 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2008/4/1 ペルチェ素子 技術開発実態分析調査報告書