技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品ライセンスにおける契約交渉のポイント

医薬品ライセンスにおける契約交渉のポイント

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医薬品ライセンスについて基礎から解説し、医薬品ライセンスにまつわる実際の具体的なトラブル事例や契約交渉段階における論点、その対応など講師の経験から解説いたします。

開催日

  • 2020年4月24日(金) 13時00分 16時00分

プログラム

 今回の講演では、イメージで理解できる分かりやすいスライドを用いながら、基礎編と応用編の大きく2段階に分けてご説明します。
 基礎編におきましては、まずは、ライセンス契約に限定しない契約一般論について、実際の具体的なトラブル事例を見ながら、契約書の重要性などをご説明致します。具体的な事例を用いることによって、身近な問題として、より皆様の理解が進むものと考えます。
 次に、医薬品に限定しないライセンス契約の一般論について、ライセンサーとライセンシーのそれぞれの立場から、どのような点がポイントになるのかについて、体系的にご説明致します。2つの相反する立場からライセンス契約を見てみることによって、より深くライセンス契約を理解できることが期待されます。また、応用編の前に、いわば準備体操を行うことによって、スムーズに応用編の内容に進むことができると考えます。
 応用編におきましては、医薬品のライセンス契約における主な条項をとりあげます。具体的には、実際の契約交渉段階において、どのような文言や条項が論点となり、ライセンサーとライセンシーの両立場からそれぞれどのような提案ができるのか、また、上記論点等につき、どのような対応や落としどころが考えられるのかについて、演者の経験を踏まえつつ、御説明させて頂きます。

  1. はじめに
  2. 基礎編: 契約の一般的知識・ライセンス契約の一般論
    1. 契約一般論
      1. なぜ契約を締結するのか?
      2. BtoB取引における「契約書」の重要性
      3. 契約書に関するトラブル事例のご紹介
    2. ライセンス契約一般論
      1. ライセンス契約の目的
      2. ライセンス対象とこれに関する権利等
      3. 実施権の許諾・設定
      4. 侵害時の権利行使
      5. 技術移転の必要性の見極め
      6. 契約書作成の視点
      7. 契約書ドラフト時・交渉時における各ポイント
  3. 応用編: 医薬品ライセンス契約の個別具体的な交渉ポイント
    1. 定義 (Definitions)
    2. ステアリングコミッティー (Steering Committee)
    3. 技術移転 (Technology Transfer)
    4. 研究、開発及び商業化 (Research, Development and Commercialization)
    5. ライセンス (Licenses)
    6. 経済条件 (Financials)
    7. 知的財産権 (Intellectual Property)
    8. 表明保証 (Representations, Warranties and Covenants)
    9. 補償 (Indemnification)
    10. 秘密保持 (Confidentiality)
    11. 契約期間・解除 (Term and Termination)
    12. 紛争解決手段 (Dispute Resolution)
    13. その他一般条項 (Miscellaneous)
  4. おわりに

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

案内割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 84,000円(税別) / 92,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 126,000円(税別) / 138,600円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/30 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/5/30 プレフィルドシリンジ製剤の設計開発と材質特性・規制から見る課題解決 オンライン
2024/5/30 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/5/30 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/5/30 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/30 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/5/31 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/5/31 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/31 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/31 モノづくり企業が知っておきたい知的財産契約の基礎知識 オンライン
2024/5/31 動物用体外診断薬における薬事規制と申請業務のポイント オンライン
2024/5/31 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2024/5/31 GMP事例集 (2022年版) 徹底解説セミナー オンライン
2024/6/3 ICH E6 (R3) に見る臨床開発におけるCSVの最新情報 オンライン
2024/6/4 希少疾患におけるアンメットニーズ: ペイシェントジャーニーによる掘り起こしと分析、マーケティングや事業性評価への活用 オンライン
2024/6/4 AIによって開発された医薬・診断技術の特許申請・知財保護戦略 オンライン
2024/6/4 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2024/6/4 実務で使える製造販売後調査等 (GPSP) 実施における留意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書