技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン電池関連の規格・認証動向と安全性評価・試験

リチウムイオン電池関連の規格・認証動向と安全性評価・試験

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、製品の安全規格開発等を手がけるUL (Underwriters Laboratories) の講師2名がリチウムイオン電池関連の規格・認証動向や安全性評価・試験について解説いたします。

開催日

  • 2017年5月17日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • リチウムイオン電池の開発、設計、製造に関係する担当者、管理者
  • リチウムイオン電池搭載製品の設計、開発に関係する担当者、管理者
  • リチウムイオン電池の材料に関係する担当者、管理者

修得知識

  • 安全規格のコンセプト
  • リチウムイオン電池の安全規格
  • リチウムイオン電池の安全規格改訂状況
  • 安全規格における試験方法
  • リチウムイオン電池の各国規制
  • ULの試験設備と取り組み
  • ULのリサーチ部門の役割と取り組み。
  • 電池設計・開発での安全性改良のポイント
  • 現行の安全規格の課題
  • フォレンジック解析に関して
  • 長期劣化の影響
  • 安全限界の考え方

プログラム

第1部 リチウムイオン電池関連の規格・認証の動向

(2017年5月17日 13:00〜15:00)

 モバイル機器がビジネスやレジャーに欠かせないツールとなった今、モバイル製品に電力を供給する電池の安全性、効率、信頼性は、モバイル機器市場が今後も成長を継続できるかを決定する鍵となります。
 また、蓄電貯蔵システムによるエネルギーの貯蔵は、信頼性、柔軟性、効率性をもたらし、電気グリッドシステムにクリーンエネルギー源を含めることを容易にします。 そのため、世界各国のメーカーが蓄電貯蔵システムの積極的な市場投入を進める中、電池設計、製造、評価は、さらなる開発が必要とされており、特に電池の安全性向上は大きな課題の一つとなっております。
 本講義では、リチウムイオン電池を中心とした規格・認証の動向と試験を紹介し、ULが、これまで築き上げてきた安全科学に関する専門知識/技術と、電池性能試験における30年以上に及ぶ経験を生かし、業界の皆様がイノベーションを育み、電池の品質への自信を高められるようサポートいたします。

  1. 製品安全について
  2. 電池の製品用途の広がり
  3. 世界の製品安全規格の概要と主要な試験
  4. 規格改訂状況
  5. 認証取得時の留意点
  6. 主要な電池関連規制 / 規格
  7. ULの取り組み
    • 質疑応答

第2部 リチウムイオン電池の安全性評価、不具合原因究明に関するULの取り組み

(2017年5月17日 15:10〜16:30)

 リチウムイオン電池の採用が、益々、増える中、一方では、不具合や事故の件数も多数報告されています。より安全にリチウムイオン電池を使用する上で、どのようなポイントを検討すべきなのか?ULのリサーチ部門の役割、取組みの紹介を通して、幾つかのポイントを提案します。

  1. ULのResearch部門のご紹介
  2. リチウムイオン電池の安全性に関して
  3. 不具合原因究明 – フォレンジック解析
    • 質疑応答

講師

  • 大西 伸樹
    株式会社 UL Japan コンシューマーテクノロジー事業部 製品安全グループ
    チームリーダー
  • 石原 直樹
    株式会社 UL Japan パフォーマンス・マテリアルズ部門
    ビジネスディベロップメントマネジャー

会場

大田区産業プラザ PiO

6F C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2014/11/21 2015年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2014/8/29 2014年版 風力発電市場・技術の実態と将来展望
2014/7/25 2014年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/15 燃料電池車 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/15 燃料電池車 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/1/30 リチウムイオン電池活物質の開発と電極材料技術
2014/1/6 Liイオン電池の規格・特性試験・安全性試験・輸送手順
2013/12/13 2014年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2013/9/27 リチウムイオン2次電池の革新技術と次世代2次電池の最新技術
2013/5/24 分散型電源導入系統の電力品質安定化技術
2013/5/17 2013年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2013/4/15 リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013
2013/4/5 2013年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/8 LiB構成材料の技術・コスト分析と市場動向 2013
2012/11/9 2013年版 蓄電デバイス市場・部材の実態と将来展望
2012/9/3 2012年版 燃料電池市場・部材の実態と将来展望