技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

薬価戦略・交渉 セミナー

これまで収載された事例から、希望薬価獲得のための傾向と対策を解説する!

薬価戦略・交渉 セミナー

~2016年のHTAの導入に備える~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、薬価収載されたる事例を体系的にクラス分けした上で、事例ごとに成功要素をコメント解説し、薬剤経済学(医療経済評価)の基本的な用語や考え方、「価値に見合った価格」を主張するための薬剤経済学の利用方法や、実際に分析を行う際の実務的な問題点などについて詳解いたします。

開催日

  • 2015年8月26日(水) 12時00分 17時00分

プログラム

第1部. 事業価値を上げる薬価戦略、希望薬価試算アプローチおよびケーススタディ

(2015年8月26日 12:00〜14:45)

中医協資料に基づき、最近迄に薬価収載されたる事例を体系的にクラス分けした上で、事例ごとに成功要素をコメント解説する。薬価戦略はR&Dライセンス候補段階から承認前後を含む。 ケーススタディは各事例の算定方式、特徴特異性から次のように分類する
  • (A) 原価方式、1st in Class, Unmet Medical Needs, 難病、その他、R&Dリスク高い
  • (B) 原価方式、新投与経路、原薬同じでもDDS新剤型で価値創出、R&Dリスク相対的に低い
  • © 類似薬効方式、Best in Class, 有用性加算、市場加算など、R&Dリスクは (A) より低い
  • (D) 類似薬効、規格間調整、配合剤特例、その他
  • 薬価戦略はどの段階から検討準備するのが好ましいか – - R&D段階から薬価申請準備まで
  • 患者の流れを含め治療にどう貢献するかは個別新医薬品ごとに大きくまたは微妙に異なる
  • Target Product Profile (TPP) – POCとR&Dリスクテイクと事業化・薬価戦略
  • 原価方式の研究開発、製造、その他許容されるコスト、投与患者数などと薬価の相関関係
  • 希望薬価予測Assumptions変数の透明化、モデリング、予測の精度向上で間違い回避
  • 重要性を増す医薬経済評価アウトカムリサーチおよび近未来の活用
  • お値ごろ感って言われるが、実態は何だろうか – - 予測算定の罠にはまらないように – -
  • 質疑応答

第2部. 新薬の薬価交渉における医療経済評価の応用

(2015年8月26日 15:00〜17:00)

  1. Ⅰ.薬剤経済学 (PE) の基本的な用語と考え方
    1. QALY
    2. モデル
    3. 増分費用対効果比 (ICER)
    4. 感度分析
  2. Ⅱ.PEの新薬の薬価交渉への応用
    1. 価値に見合った価格とは
    2. 分析結果の解釈と不確実性への対応
  3. Ⅲ.PEの実務
    1. 作業フロー例
    2. 実務上の問題点と対応
    • 質疑応答

講師

  • 長江 敏男
    Pharma Business Consultant
  • 小林 慎
    クレコンメディカルアセスメント株式会社
    取締役 最高業務責任者

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 42,500円 (税別) / 45,900円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 42,500円(税別) / 45,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 85,000円(税別) / 91,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 127,500円(税別) / 137,700円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/29 非GLP試験における信頼性確保 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 上級経営陣/責任役員にむけたGMP、GQP教育とQA/法令順守体制の整備 オンライン
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/5/30 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/5/30 プレフィルドシリンジ製剤の設計開発と材質特性・規制から見る課題解決 オンライン
2024/5/30 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/5/30 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/5/30 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/30 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/5/31 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/5/31 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/31 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/31 動物用体外診断薬における薬事規制と申請業務のポイント オンライン
2024/5/31 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2024/5/31 GMP事例集 (2022年版) 徹底解説セミナー オンライン
2024/6/3 ICH E6 (R3) に見る臨床開発におけるCSVの最新情報 オンライン
2024/6/4 希少疾患におけるアンメットニーズ: ペイシェントジャーニーによる掘り起こしと分析、マーケティングや事業性評価への活用 オンライン
2024/6/4 AIによって開発された医薬・診断技術の特許申請・知財保護戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/28 通販広告や制作、商品は作ったけどなかなか売れないとお困りの皆様
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定