技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リアルワールド・データ活用の最前線

保健医療ビッグデータ2015年の動向

リアルワールド・データ活用の最前線

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年1月30日(金) 13時00分 17時00分

プログラム

1. 保健医療ビッグデータの活用とビジネス創出

(2015年1月30日 13:00〜13:55)

医療分野の最大ビッグデータであるナショナルデータベースが解禁になり、さらにDPCを活用した地域医療ビジョン策定が進められている。また3600万人の保健医療介護の国保データベース (KDB) の利用が開始された。こうした保健医療ビッグデータの概要などを提示し、それらを活用したビジネス構想について検討する。

  1. わが国の保健医療ビッグデータの幕開け
  2. ビッグデータの活用と実践の課題
  3. 超高齢社会の医療ビジネスの方向性
  4. 保健医療ビッグデータとヘルス産業
  5. 民間企業のビジネスチャンスと医療の効率性

2. リアルワールド・データ活用の課題と期待

(2015年1月30日 14:00〜14:55)

リアルワールド・データ (Real World Data:RWD) とは、診療録、健診データ、レセプトデータなどの実診療行為に基づくデータベースのことである。これらのデータベースから導かれるエビデンスをリアルワールドエビデンスともいう。このRWDが最近注目されるようになった背景には、電子化された大量のデータを収集し、データベースに格納し、分析するデータベース技術の進歩がある。講演では、こうした背景とともに、その活用の実態の事例と、その課題等について、以下の項目について考えていこう。

  1. 日本のナショナル・データベース活用の現状と課題
  2. 医療費適正化の韓国事例~P4Pへの応用~
  3. 国保データベース (KDB)
  4. 医療情報データベースと医薬品安全
  5. 民間データベースの活用

3. 大規模処方データを活用する医薬品営業・マーケティングの展開

(2015年1月30日 15:05〜16:00)

これまで医療用医薬品企業の営業・マーケティングは、医師に対する活動と医療機関への納入情報が重視され、最終消費者である患者の行動や声の反映は十分ではなかった。本講演では、医薬マーケティングの質向上につながる大規模処方データの活用事例、更には、プロモーションへの展開の可能性について紹介する。

  1. 市場構造分析 (急性疾患系治療薬と慢性疾患系治療薬の違い)
  2. 新薬上市後のKPIトラッキング
  3. Business sourceの理解
  4. アドヒアランス定量化
  5. LOE/後発品

4. リアルワールド・データからみる医療・ヘルスケア実態アラカルト

(2015年1月30日 16:05〜17:00)

リアルデータだからこそのリアルワールド・データをマルチな視点から事例を中心にお話します。

  1. 患者の視点でみる事例
  2. ヘルスケアの視点でみる事例
  3. メディカルの視点でみる事例

講師

  • 今井 博久
    厚生労働省 国立保健医療科学院
    統括研究官
  • 武藤 正樹
    社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ グループ本部
    相談役
  • 大橋 青史
    株式会社医療情報総合研究所
    代表取締役社長
  • 木村 真也
    株式会社日本医療データセンター
    代表取締役会長

会場

アイビーホール 青学会館
東京都 渋谷区 渋谷4-4-25
アイビーホール 青学会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 25,000円(税別) / 27,000円(税込)で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2024/7/9 米国での現状と展望をふまえた吸入剤/点鼻・経鼻剤の開発と評価 東京都 会場
2024/7/9 吸入剤における薬物動態と薬効:前臨床評価と臨床へのトランスレーション 東京都 会場
2024/7/9 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/7/9 再生医療等製品における承認審査・申請資料作成/条件及び期限付承認の場合の留意点 オンライン
2024/7/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/9 点鼻・経鼻剤の開発と評価:米国での現状と展望 東京都 会場
2024/7/10 分析法バリデーション基礎講座 オンライン
2024/7/10 品質不正事案を踏まえたGMP手順書および記録書の管理体制の見直し オンライン
2024/7/10 PIC/S GMP Annex1を踏まえた滅菌製品・無菌医薬品の微生物試験とバリデーションのポイント オンライン
2024/7/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/7/11 新規事業・研究開発テーマ企画のための応用別ニーズ・課題動向 オンライン
2024/7/12 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/12 CMC開発での生データの取り方・管理とDI及びQC実施 オンライン
2024/7/12 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 オンライン
2024/7/16 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/7/17 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2024/7/17 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2024/7/18 バイオ医薬品・再生医療等製品におけるシングルユースの基礎とリスク管理・管理戦略・製造設計 オンライン
2024/7/18 処方・剤形変更に伴う生物学的同等性確保とBE試験回避およびバイオウェイバーの考え方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/1/19 レセプト電子化による突合審査・縦覧審査に医療機関はどのように対処すべきか
2012/1/14 医療経営のためのコンパクト医療経済政策学
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/13 クラウドは医療ITをどう変えるのか
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/3 病院経営のしくみを知ってマネジメントをレベルアップ
2011/11/18 医療機関の労務リスク対策
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/10/28 最新 患者クレーム対応術
2011/10/7 医師の人事考課と効果的な活用ノウハウ
2011/9/21 病院における人事制度構築の具体的方法
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/27 退職して貰いたい人を上手に辞めさせる処方箋
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き